内容説明
そういう生きものなんだよねえ、おれらは
「俳句のことを書かせてください」
令和3年にリンパがんと診断され、小説の連載も趣味の釣りも、全て休まざるを得なくなった作家・夢枕獏。そんな彼が闘病中にどうしても書きたかったもの――それは「俳句」について。思い出の句会や、季語のもつ不思議な力、今は亡きあの人との逸話まで……。エネルギッシュな闘病×俳句エッセイ!
単行本 2022年6月 文藝春秋刊
文庫版 2025年5月 文春文庫刊
この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ひさか
26
オール讀物2021年6〜8,10月号〜2022年2月号掲載のものに加筆修正し、2022年6月文藝春秋刊。2025年5月文春文庫刊化。闘病世界から復帰された漠さんが凄い。漠さんの縄文観が興味深い。猪木さん、寂聴さんの話も面白い。このエッセイで、漠さんへの認識変わりました。2025/07/18
不羈
7
今の夢枕獏さんは晩年の葛飾北斎の境地を思わせるような深い面もあり、 夢枕獏さんらしい軽いタッチもありの楽しいエッセイでした✨2025/07/05
ぷくらむくら
5
前半、プロレスをしているような獏さんの語りに「縄文」の風景が見えました。2025/05/29
キュー
4
3年前に出たソフトカバー版も読んでいたのだけどやっぱりほぼ内容は忘れたなぁ。ただ、あの頃から自分の状況も色々と変わっているので癌によってもしかしてこのまま死ぬんじゃないかという気持ちになった夢枕獏さんの切ないような気持ちも少しだけ分かる様な気に自分もなったのが変わった部分でもあるかな。俳句については正直良く分からない。もう少し歳を取ってから考えてみるかな。そして後書きにある、『人は皆、必ず何かの途上で死ぬということだ。やり残したことだらけ』『だからー安心して下さい』ここが胸に残ったなぁ。2025/07/06
daikishinkai
4
夢枕獏さん、長生きしてください。2025/06/15




