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内容説明
東証が上場企業に対して「資本コストや株価(PBR)を意識した経営」を求める指針を発表した。その背景には、株価が解散価値を下回る上場企業が多数あり、このままでは市場からの退場に追い込まれてしまうという厳しい現実がある。本書では、投資家の期待に応える企業価値向上を実際にどのように行わなければならないか、経営者と実務者に分かりやすく解説する。資本コストとは何か、PBRの改善計画の立て方、そして数字や計画の効果的な開示方法まで、実践的なアプローチを紹介する。
著者はバリュエーション(企業価値評価)の専門家集団を率い、資本コスト経営について上場企業複数社から実際に相談を受け、助言を行ってきた経験を持つ。その経験に基づき、実務として何をすればよいのかを具体的に説明する。東証の要請から時間が経過した今も、多くの上場企業が何をどうすればよいのか分からないという現状に応え、資本コストやPBRの基本から応用まで、経営者が知っておくべき知識を網羅している。
目次
はじめに
序 章 資本市場で何が起こっているか
理論編
第 1 章 企業価値とは何か
第 2 章 資本コストとは何か
第 3 章 資本コストはどのように決まるか
第 4 章 企業価値を上げるには
実践編
第 5 章 資本コスト経営とは何か
第 6 章 東証開示要請に正しく向き合うには
第 7 章 資本コスト開示で何が問題になるか
終章 資本コスト経営の実践に向けた総括
最後に : 資本コスト経営はピンチではなくチャンス
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほし
8
2023年に東証から「資本コストを意識した経営」が各上場企業に対して要請されて以降、各企業により様々な取り組みや開示がされているものの、その度合いはバラツキが見られるのが現状です。本書では改めて資本コストの概要が解説されるとともに、企業に求められるアクションが述べられています。それは資本コストの把握をまずは行い、そのうえでそれを上回る資本収益性を達成するためのバランスシートの効率化を目標設定し、それらも含めた投資家との対話が必要であるというものです。昨今の資本コストに関するトピックを概観できる一冊です。2025/05/27
cape
6
東証の開示要請、資本コストや株価を意識した経営の解説書。非常にわかりやすく、東証の要請への対応方法を、会社経営に生かして対応する方法を、事例とともに解説。担当者としては助かった。資本マーケットに携わる人や投資のための企業分析したい人にも有用だが、上場企業の実務担当者と経営者向け。2025/06/21
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