タイタンズ：アウト・オブ・ザ・シャドウズ

著者名：トム・テイラー【作】/ニコラ・スコット【画】/吉川悠【訳】

小学館集英社プロダクション（2025/04発売）

• ISBN：9784796874441

内容説明

若手ヒーローチーム、タイタンズが立ち上がる！

ダーク・クライシスを経て、世界は激変した――。ジャスティス・リーグ不在の世界を守るため、ナイトウィングは10代の頃からの盟友たちと共に、新たなヒーローチーム「タイタンズ」を結成する。ところがその矢先、チームメイトの一人が死体となって発見され……!?　タイタンズは事件を解決し、世界に希望を取り戻すことができるのか!?

●収録作品●
Titans #1-5

　 &? DC.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

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晴れやかなコミック。アメコミと言っても様々だが、これはアラン・ムーアの名作『キリング・ジョーク』(時代が離れすぎてるしバットマンの話でもないので比較するのもどうかと思うが)と比較すると、まるで太陽のような話だ。バットマンを追ってきた身としては、ディック・グレイソン、ナイトウイングが、タイタンズの一員として、活躍する姿を日本語で読めて嬉しい。

2025/06/21

[fap]

タイタンズが再始動する話。 解説によると以前と同じ立ち上がりらしい。 メンバーたちは同様の事件が起きていることを自覚しているのかな。 結末のひきが強いことは置いておくとして 伏線は全部解消しようよという気持ちはいつも通り。 表紙と裏表紙と本編の絵が違うことには目をつぶろう。

2025/07/13

[ビッチュウ]

面白かった。 大規模森林火災等の対処する中で、チームメンバーの１人が死体で見つかってしまう……！ヒーローチーム・タイタンズらしさを全面に押し出した物語。ジャスティスリーグの影から脱する意味もあるようなタイトルで、ナイトウイングを筆頭に仲良い今風な若さを感じさせる面々が描かれ、これからの展開への下地が築かれていく。ビーストボーイの優しさと能力の過酷さ、人命のみならず動植物救助にも同様に立ち向かう姿が良かった。寄生生物はいったい何なのか、続きが楽しみ。

2025/12/21