並行宇宙は実在するか――この世界について知りうる限界を探る

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並行宇宙は実在するか――この世界について知りうる限界を探る

  • ISBN:9784622097693

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内容説明

「この夜空の先に何があるのか」。素朴な問が「無数の並行宇宙が存在する」という理論に辿りつくまでを語り、検証可能性を解説する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

haruka

27
わたしたちの世界には無数の「並行世界」が存在する。そして、この宇宙のほかに無数のマルチバース宇宙が存在する。 この2つは、まったく別の話だと思っていた。でも同じことだった、という衝撃!! 無数の宇宙はわたしたちが住む宇宙と"地続き"に発生し存在するのではなく、多世界解釈における確率空間の中で発生する。なぜなら無数の泡宇宙の発生は、量子力学的なトンネル効果によって生じるから。 無限の過去と無限の未来。 わたしたちは光速度だけでなく、時間にも量子にも縛られて、別の世界を見ることは永遠にできない…2025/06/01

mim42

13
サイエンス系編集者による一般向けマルチバース宇宙論入門。素人の私には程良い難易度。宇宙の加速膨張が発見されたのが1998年。これにより、真空のエネルギー密度≒現在の物質のエネルギー密度、が示唆された。前者は宇宙創生来不変でありが後者は膨張に伴い減少し今がちょうど均衡点。量子力学(ミクロ)と一般相対性理論(マクロ重力)を統一する唯一の候補たる超弦理論。多泡宇宙のマルチバースと並行宇宙の階層。泡宇宙内の「同時」性。泡宇宙内のインフレーション→終了後のビッグバン。泡宇宙の外=偽真空…直感に反する事だらけでクラッ2026/01/27

Shinjuro Ogino

4
量子力学で、物質の位置等の諸性質は観測が終るまで確定しないというコペンハーゲン解釈が有名。これに対し、各状態の宇宙が並行する「多世界解釈」が現在では主流。ユニバースならぬマルチバース宇宙論は実は多様。超ひも理論が相対性理論と量子力学を統合するものと期待されている。監修者の野村泰紀氏の解説が面白い。マルチバース理論が広がる前は、各素粒子の性質の解明が物理学者の使命だった。しかし沢山の宇宙があり得て、現在ある種々の性質が、その中でたまたま生き残ったものということになり物理学者の生きがい?に大きな衝撃を与えた。2025/06/23

Go Extreme

4
観測可能な宇宙の果て 体積が有限で果てがない空間 アインシュタイン・リング 重力レンズ効果 ハッブル-ルメートルの法則 遠い距離にある銀河ほど速く遠ざかる Ia型超新星 加速膨張 地平線問題 モノポール問題 平坦性問題 宇宙の多重発生モデル インフレーション理論 永続的インフレーション 泡宇宙 インフラトン場 同時性の不一致 暗黒エネルギー 暗黒物質 真空のエネルギー 120桁もの不一致 微調整 人間原理 ヒッグス場 超ひも理論 余剰次元 宇宙背景放射 原始重力波 Bモード偏光 ブレーン宇宙論2025/05/10

Humbaba

3
現時点ではまだまだ分かっていないことはたくさんあり、とても宇宙の全てを理解できたなどとは言えない。しかし、それはあくまでも調査対象が非常に大きく膨大なものだからであり、現時点で既知となっていることも多数ある。あくまでも現時点の情報であり、今後様々なアップデートがなされる可能性は高い。それでも現状を理解しておけばアップデートがあった時にも理解はしやすくなる。2025/09/24

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