ちくま学芸文庫<br> 色彩について

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ちくま学芸文庫
色彩について

  • ISBN:9784480512840

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内容説明

色の概念の論理は見かけ以上に複雑だ──。病床にあった晩年のウィトゲンシュタインは、ゲーテの『色彩論』に触発され、死の直前まで「色彩」の問題を考察し続けた。透明で白いガラスはなぜ想像できないのか、「赤っぽい緑」というような色はありうるか、全員が色盲である民族を想像してみよ……。『哲学探究』で示された「言語ゲーム」などの視点を採り入れた「色の論理学」ともいうべき思考実験は、われわれが自明視しがちな色彩概念を根本から揺さぶり、深い探究へと読者を誘う。同時期の遺稿『確実性の問題』にも通底する点がみとめられる、晩期の思想が端的に表れた断片集。

目次

編者まえがき/凡例/第I部/第II部/第III部/第I部と第III部の対照表/解説 村田純一/訳者あとがき/文庫版訳者あとがき

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