内容説明
西武池袋線には凝り固まったイメージはない。最近、団地がにわかに注目されだしたように、新しい価値観を見つけるにはもってこいの地域だろう。─――郊外として一括りにされている街について、数多の書物をきっかけにその固有の歴史を掘り出し、郊外から発信する29の東京論。
目次
■目次
第1章 まちの記憶を掘り起こす
第2章 いまふたたびの団地ブーム?
第3章 武蔵野と郊外を歩く意味
第4章 川から武蔵野の歴史をたどってみる
第5章 軍都 武蔵野
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
岡本
53
Kindle。西武池袋線沿線の書店で見かけたので、沿線周辺と池袋線の歴史の本かと思ったら、東京都下全般や郊外の話が中心。地域サイトのコラムを纏めた一冊なのであまり纏まっている印象は無かったものの、引用が多いので、気になった書籍を深掘ってもいいかもしれない。2025/09/17
本詠み人
22
沿線住人として気になる題名なため手にとった。元々ひばりが丘駅に60年住んでいる著者さんが、地域情報サイト「ひばりタイムズ」に載せていた「書物でめぐる武蔵野」というコラムを纏めて書籍化したものらしい。だから、西武池袋線というより武蔵野の今昔が主に書かれている。かつて、吉祥寺から田無経由で東久留米まで路線延長の話があったという。沿線住民としては、中央線へ縦で繋がってたら便利なのにと常々思っていたので、それが成されなかった顛末を知り本当に残念に思った。2026/06/30
Tomomi Yazaki
16
西武池袋線沿線の人たち以外、一体誰がこの本を買うのでしょうか。都会とは言え微妙な位置づけの池袋。その池袋と郊外を結ぶ西武池袋線もまた微妙。でも世界に誇るアニメ文化もまた、ここから始まっている。手塚治虫、赤塚不二夫、藤子不二雄、松本零士、そして宮崎駿。この錚々たる人たちも、なぜか西武池袋線なのです。驚くべきことに、実に日本の漫画家の4割が西武池袋線に住んでいるそうです。著者の考察は奈良時代まで遡り、最後は第二次世界大戦を舞台とした米軍基地問題まで記載され、とてもよかったね、とは言えないシュールな内容でした。2025/06/14
jackbdc
10
地元の新聞記者OBが手弁当で運営している地域ウェブ系メディア「ひばりタイムズ」で連載した記事をまとめたものとのこと。西東京市付近の武蔵野の蘊蓄が充実していて文章も流石プロという読みやすさで感服した。印象的だったのは、Amazonレビューの意外な低評価。ひばりヶ丘周辺だけじゃないか!タイトル詐欺だ!沿線全駅のエピソードを均等に紹介せよ!って声もあって驚いた。確かに本書は沿線のごく一部地域を紹介しただけだったが、絞ったことで深く掘れて面白かったと思うけど。他地域の地元愛の人の期待は別だったかもしれないね。2026/03/26
きょん
5
これは帯釣りだな、、、確かに「ひばり」を中心とした池袋線は登場したし、鉄道や歴史の話も興味深くはあったけど、ちょっと中途半端でなんとも言えない。2026/04/14
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