内容説明
「痛み」は何を伝えているのか? 体と心のサインを解き明かす
腰痛や膝痛など何らかの痛みを抱える人は全国で約二〇〇〇万人。「痛み」は身近な現象だが、体のSOS信号に加え、幼少期の親子関係や職場の人間関係など意外な原因が潜むケースも。斯界の第一人者が、体と心に秘められたミステリー「痛み」の真犯人に迫る。
目次
ウシダ タカヒロ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジョンノレン
55
痛みのメカニズムや対処法について網羅的に書かれている。ただ一筋縄で捉えきれるテーマではなく結構厄介。心理学でいう自由思考による悪循環やC腺維による痛みの慢性化は怖い。スティグマ等痛みの社会性にも言及。痛みがある箇所を無理に動かすのは良くないが、多少痛むからといって安静を決め込めば筋肉組織が固まり動き難くなりかえって痛みがという悪循環や異常神経信号も。変形性膝関節症でも痛みを訴える人は5〜6割程度で、軟骨摩耗即痛みという訳ではなく神経治療の道も模索されている。→2025/06/16
石橋陽子
15
痛みは常に個人的な経験であり、生物学的、心理的、社会的要因によって影響を受ける。「個人は人生での経験を通して痛みの概念を学ぶ」ものであると改めて認識することが大切という。痛みのないうちにその概念を学んでおくと、将来発生する痛みの軽減に繋がるかもしれない。これは大きな学びである。恐怖、不安があると痛みは増強される。医療者は痛みの要因を取り除くだけでなく、怖い気持ち、不安を取り除く事が大切。VRを利用した新しい治療法が画期的過ぎた。動かすと痛い箇所をVRの中で自由に動かすと実際でも動かしやすくなる可能性がある2025/07/06
Go Extreme
1
https://claude.ai/public/artifacts/b0a302ff-0f8e-4de9-b010-a19842f2fcae 2025/06/25
6
1
△痛みは実在するのか 患者の脳の中に、記憶として痛みは「実在」している 何か別のタスクに脳を使っている時に意識にあがってこないような痛みは、記憶や癖などに関連している可能性が高い 痛みの悪循環 「痛み行動」があると環境から抜け出しにくくなる メラトニン(睡眠)コルチゾール(覚醒、抗ストレス) NSAID(イブプロフェン、ロキソプロフェン)は炎症を抑え痛みを和らげる アセトアミノフェンは中枢神経に働きかけて痛みを和らげる 2025/06/01
-
- 電子書籍
- ハッピー・ブラッディ・ウェディング~誓…
-
- 電子書籍
- 忘却のサチコ(18) ビッグコミックス
-
- 電子書籍
- サンデー毎日<ライト版>2014年6/…
-
- 電子書籍
- 1日1ページ、読むだけで身につく世界の…
-
- DVD
- 芝浦ブラウザー