内容説明
ジンバブエで生まれ育った少女は、やがて「自由の国」アメリカへ。生々しい現実を子供の視点から軽やかに描いた傑作長篇を文庫化
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
練りようかん
18
ジンバブエで生まれ育ち、アメリカに移住した主人公。家をブルドーザーで壊されブリキ小屋に住む10才の頃は、学校に行けず道端で遊ぶ日々に政情や慣習を端々に感じる描写だ。11歳の友の妊娠や父の病などわけのわからないことを、持ち得る情報で対応しようとする子どもの視点というものが鮮烈だった。しかしアメリカに行ってからは大人との狭間にいて、故郷に対する思いと夢見ていたのとは全く違うこの地の生活が複雑に浮かび上がる筆致に、ただただ見つめ続けるしかなかった。良い暮らしをしているんだろう。前半と後半のBBCの扱いが巧み。2026/08/19
jam
1
すごい小説だった。小説というかもう体験という感じ。説明不要。読んでほしい。2025/11/26
バーチャルヤマバク
0
動物のかわいそうなシーン:犬がかなり・・・いやそれどころじゃないっしょ! 内容はというと、金!暴力!女!みたいな感じ。ちゃんと書けって?そうだなぁ…。ジンバブエのある地区で、貧しいがたくさんの友達とはしゃいだ幼少期、ある日アメリカへ亡命することになった少女・ダーリン。叔母の家族は既にバラバラで、馴染めず、「けれどここは食べ物があるから」そうして泥沼の中を生きていく。途中の詩のようなページにも引き込まれた。訳者あとがきを参考にしながら読み進めるとわかりやすい。2026/02/07
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