内容説明
鉄道好き俳優・六角精児が、電車の中で旅先で呑んで食べた思い出を語り下ろすエッセイ集。「呑み鉄」。それは、鉄道の中で、または鉄道で回った旅先でお酒を楽しむこと。鉄道好きで知られる個性派俳優・六角精児のおススメする、新しい「鉄道旅」の楽しみ方です。本書は六角精児が北海道から九州まで、土地土地で味わった美味しいお酒、つまみ、居酒屋での思い出などを語りおろすエッセイ集。鉄道好き芸人・吉川正洋との「呑み鉄」対談付き!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スパシーバ@日日是決戦
113
{2016年} 風景を楽しみたい・日常とは違う空間に行きたい・偶然に出会った人と語らう・乗りたい車輌に乗るなど旅の楽しみ方は様々。私事で恐縮ですが、日本全国至る所に鉄道網が張り巡らされているが修学旅行、帰省、通学、通勤や日常生活でのお出掛けを除外すると、目的地に到着し用を済ませたら即退散、と遊び心が全く欠如しているのは解ってはいるものの..。「ぶらり旅」は数十年前の1988年の函館EXPO88'(青函トンネル開通記念博覧会)のみということがアルバムの写真で判明し、何とも残念な男で申し訳ございません(笑)。2016/11/30
けんとまん1007
68
旅に出たくなる。鉄道に乗りたくなる。立ち止まって、町を歩いてみたくなる。そんな気持ちになる。テレビで観ていたりするので、六角さんの目線で想像できるのがいい。それは、そこに暮らす人の息遣いがするからだと思う。飲み鉄はいいなあ~と。2023/12/26
ニッポニア
61
六角氏、いいですね、鉄道と呑み、相性いいに決まっている。俳優、ミュージシャンとして活躍する一方で、タモリ倶楽部等での鉄道のはしゃぎぶりは愛らしさすらあります。萎びているならそれなりに味がある、スナックに地方の特色あり。そういう大人に私もなりたい。焼酎の肴として絶品の、あけがらし、をいつか食べたいところです。店主の昔話を肴に飲む酒。博多の炙った明太子、シンプルかつ最強の肴。ですよね〜。2024/01/13
しーふぉ
29
自分も青春18切符で色々出かけるの好きだから参考になった。地方のスナックにぶらり入る度胸はない。2021/10/16
なにょう
25
サクサク読める六角エッセイ。いい味出してるおじさんですな。酒と練りものと鉄道、そして人をこよなく愛する。★思い立ったが吉日。ネギを求めて電車に乗る。行き止まり感を味わいに電車に乗る。こんな気のいいおっさんだったら、ついついおしゃべりも弾んじゃうよね。★是非近鉄も全線乗車してみてくださいね。2016/12/04