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内容説明
ミドル・シニアは欠かせない人的資本になれる!
多くの人が、定年が視野に入るころ、「裏切られた」という思いを抱く。役職を外れ年収も大幅減、モチベーションはダダ下がりだ。しかし、「妖精さん」と揶揄され、リスキリングにも後ろ向きでは、職場のお荷物扱いになっても仕方がない。
65歳までの継続雇用が義務化、さらに70歳までの継続雇用、就業機会確保が努力義務とされ、いよいよ「定年がなくなる時代」を迎えたいま、どうすれば、シニア社員のモチベーションを維持し、稼ぎ続けてもらえるのか? 「働き続けてほしい」シニアを増やすことができるのか?
ミドル・シニアの活躍促進・支援のためのカリキュラムの開発・運営者と、キャリアに関する調査研究者がタッグを組み、労使双方の課題を浮き彫りにしながら、 “泥臭い”支援の現場で得られた知見に加え、調査データ等を踏まえたキャリア意識の現状、社会構造的な視点までを交え、個人、企業、社会、それぞれの視点からミドル・シニアの活躍を実現していくためのヒントを提供。解決策としての「働き続けてほしい人」の姿を10のキーワードで例示し、代替可能なミドル・シニア人材の増産を防ぐキャリア形成支援から、「労働者協同組合」など新たな働き方まで、超高齢時代の人事設計のポイントを具体例とともに解説する。
目次
第1章 ミドル・シニアの働き方の問題が解決されないのはなぜか
1 定年が視野に入るころ、「裏切られた」という思いを抱く多くの人たち
2 「妖精さん」は働く意欲が高いが、変わらぬ人事制度
3 ミドル・シニア人材の採用が進まない要因
ほか
第2章 “なぜか働き続けてほしい人”の10の理由
1 ミドル・シニアこそ「人は見かけが9割」
2 経験に頼ったカテゴライズはせず、フラットな意識を持っている
3 年齢相応の器の大きさを持つ
4 年齢を重ねれば重ねるほど仕事で手を動かす
5 いくつになっても真摯に学ぶことのできる人
ほか
第3章 “働き続けてほしい人”は組織の中で増やせるのか
1 健全な焦燥感が持てる職場環境の提供
2 キャリア研修の効果の差、必要なのはプロとしてのアウトプット
ほか
第4章 超高齢社会の日本に求められること
1 未だに社会に蔓延する様々な固定的価値観の打破
2 大企業こそ50歳以上の中途採用を、中小企業は若者信仰を捨てる
3 代替可能なミドル・シニア人材の増産を防ぐキャリア形成支援
ほか
感想・レビュー
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