内容説明
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イカ・タコなどの頭足類は、人類とはまったく異なる身体・脳の構造を持っている。
しかし、他個体とのコミュニケーションや鏡像認知など、ヒトにも通じる高度な知性の持ち主であることが分かってきた。
その進化史から特異な身体の構造、そして心の中や社会性まで、最先端の知見を二人の研究者が豊富な図版と共に紹介する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
伝奇羊
11
摩訶不思議動物の頭足類。一体貝類からどうやって直角貝、アンモナイト、イカ・タコと進化してきたのだろう。長い歴史を持つ頭足類だが、はるか過去に繁栄して滅んでしまったアンモナイトが知性を持った存在になった世界もあり得たかもなどと妄想を膨らませたりしたが、タコの脳が足にもあるとかRNAを自分で編集して環境に適応していることを知って驚いたり。盛りだくさんの内容だった。(妄想は私が勝手にしたもの)2026/01/18
スプリント
10
タコ・イカは宇宙人だよと言われても信じてしまいそうな不思議な世界。2025/06/29
於千代
7
1ページに1枚以上という豊富な写真やイラストで、タコやイカの知性や進化の歴史などを解説していく。 タコには複数の心臓や脳があるという話はよく聞いていたが、実際の解剖写真を見ることで、その仕組みがようやく腑に落ちた。 特に興味深かったのは、タコのゲノム解析を行った研究のプレスリリースが「エイリアンのゲノムを解析」という見出しだったエピソード。 著者たちとの意図とは違う形で、「タコは地球外からきたエイリアンだった」という誤解が世間に広がってしまったという。世間とアカデミックの乖離をみたようで興味深かった。 2025/08/14
DayRanger
5
イカ・タコ研究者による本。ほぼ全ページに写真・図あり読みやすい。 個人的に興味深かった点 ・恐竜より太い神経を持つイカ ・脳化指数(脳の重量比)が大きい ・RNA編集率が桁違い ・アメリカでタコ養殖禁止の動き2025/07/08
y
5
頭足類が海の霊長類と呼ばれているとは知りませんでしたが、納得です。 脳や目と神経の配線がかなり異なるのが面白く、生まれ変わったら魚になりたいと思っていたのですが、イカかタコになりたいなと改めました。 著者が入門編としてと書いていましたが、タコ関係をそこそこ読んできた私でもとっても興味深く読めました。2025/05/31




