内容説明
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イカ・タコなどの頭足類は、人類とはまったく異なる身体・脳の構造を持っている。
しかし、他個体とのコミュニケーションや鏡像認知など、ヒトにも通じる高度な知性の持ち主であることが分かってきた。
その進化史から特異な身体の構造、そして心の中や社会性まで、最先端の知見を二人の研究者が豊富な図版と共に紹介する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
1
大きな目玉と頭から生える腕 体の色を瞬時に変化 感情の仕組みがヒトと同様の可能性 海の霊長類 右半分で誘惑左半分で威嚇 万物の形を表す抽象模様 腕から脳へのルート発達 遺伝子がヒトと同様に機能 レンズで集光し虹彩で調整 貝殻を持つ珍しい存在 貝殻痕跡が体内に残存 体色の変化と連動 殻を失い再び獲得 自己の体の認識方法 痛みで自己防御行動 苦悩を茶黒色で表現 激しい体色変化 外外套に包まれる構造 卵で10本腕のステージ 網膜に盲点なし 視覚情報と体色変化の連携 脳と体が一体化した知性 矢石と呼ばれる骨格痕跡2025/05/08