内容説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
高齢者の5人に1人が糖尿病(DM)、今後も発症は減りません。2025年問題を控え、DMは専門医の領域ではなく、プライマリケアとなりました。感染症のエキスパート岩田健太郎医師と、糖尿病のエキスパートがタッグを組み、DMの特性と高齢者へのご作法を検証、ガイドラインではわからない薬物・生活療法、在宅療法の訓えがここにあります。
目次
第1部 総 論
1章 高齢者では,なぜ糖尿病が多いのか…?
2章 高齢化にともなう合併症
3章 糖尿病にともなう合併症
4章 高齢者糖尿病の血糖コントロール目標
第2部 各 論
5章 高齢者糖尿病の外来診療
6章 高齢者糖尿病の病棟診療
7章 周術期の管理と注意点
8章 高齢者糖尿病の薬物療法
9章 高齢者糖尿病の生活療法
10章 高齢者糖尿病と感染症対策
11章 高齢者糖尿病と癌
12章 高齢者糖尿病のポリファーマシー問題と薬剤管理
13章 高齢者糖尿病と認知症
14章 高齢者糖尿病の在宅ケア
第3部 座談会
15章 座談会(臨床編)
16章 座談会(制度編)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
OHモリ
14
●自分の中で問題意識として、在宅患者や高齢者患者に厳格にHbA1cを下げる治療よりも総合的に生活を考えて目標を決めるべきだろうという気持ち、糖尿病学会と老年医学会から高齢者のコントロール目標とHbA1cの下限が決められたことなどあって我が意を得たりだったのだけど、SU剤とインスリンしか知らなかった研修医時代から30年以上もたってしまって、新しい薬が出てきてその安全性や使い方が分からない、インスリンにしてもいろいろ出てきて勉強して整理しておかねば・・・というのがあったので学会会場の書籍コーナーで見つけた。2019/05/31
fishcuit
0
文章が堅苦しすぎて教科書的で眠くなった。しかし、治療目標、治療方法を個人様々な状況から判断して決めるポイントが明確に示されていて為になった。2019/03/09