内容説明
大切な人からの言葉が沁みる、5つの感涙ストーリー。
十年前、「幸せの黄色いポスト」に投函された手紙が、この夏から届くことに――。
高2の優衣のもとに、「すきです」と書かれた差出人不明の手紙が届く。もしかしたら今、片想い中の彼からかもしれなくて…!?(十年後のラブレター)
世界を広げたいのに、一歩踏み出せないOLの明日香。彼女のもとに、亡くなったおばあちゃんから、ある宿題が書かれた手紙が届く。最初、手紙を読んで落ち込む明日香だったが…。(花火が消えるまでの永遠)
45歳、サラリーマンの長谷川寛彦は仕事ひと筋。出世はしたものの、気づけば妻や娘と距離ができ、家に居場所がなくなっていた。そんな彼のもとに、幼い頃の娘からの手紙が届く。(長谷川家復活作戦)
中3の奈々実は学校に行っておらず、心配してくれる幼馴染にも素直になれずにいた。ある日、もう一人の幼馴染から手紙が届く。三人で交わした“10年後の約束”が書かれていて…。(茶畑に愛を叫ぶ)
もうすぐ40歳になる美穂は、夫を亡くして一周忌を迎えた。十年前の夫からの手紙が届くが、「美穂が笑っているだけで幸せ」とあり、悲しみが募る。しかしその後、もう一通の手紙が届き…!?(明日からの十年を)
静岡に実在した、『幸せを届ける黄色いポスト』がモチーフとなった物語。
目次
1 十年後のラブレター 月岡優衣(十七歳)
2 花火が消えるまでの永遠 河東明日香(二十四歳)
3 長谷川家復活作戦 長谷川寛彦(四十五歳)
4 茶畑に愛を叫ぶ 小笠奈々実(十五歳)
5 明日からの十年を 小沢美穂(三十八歳)
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
26
十年前「幸せを届ける黄色いポスト」に投函された手紙の、大切な人からの言葉が沁みる5つの短編集。差出人不明のラブレターと10年間勘違いしていた片思い、なかなか一歩踏み出せないOLのもとに届いたおばあちゃんからの手紙、出世したものの家族と距離ができていたサラリーマンが娘からの手紙から志す家族復活作戦、幼馴染の死を機に不登校になってしまった中学生と幼馴染3人の約束。夫を亡くして一周忌を迎えた妻に届く十年前の夫からの手紙。心に沁みる手紙をきっかけに、新たな一歩を踏み出してゆく主人公たちを応援したくなる物語でした。2025/04/17
栗山いなり
7
『10年前からの手紙』をテーマに展開される5つの物語を収録した作品。5つの手紙によって紡がれるハートウォーミング物語って印象。個人的には家族再生の物語と友情物語が好みだったかも2025/05/18
セイ
6
10年後への手紙、良いと思います。亡くなった人から届いた手紙に、今幸せじゃないから余計に絶望するっていう話がありましたが、私はそれでもその手紙が欲しいです。私のこと考えてくれていたとしたらそれだけで嬉しいから。2025/09/26
美月
5
どの章も素敵な物語でした。手紙は、全然かく機会がなく、相手を思いながら書ける手紙は、素敵なのに携帯が普及して手紙も書く機会がなくなってしまった。10年後に届くならわたしはいま、なんて書くのかな?と考えてしまった2025/07/20
アイリス
1
映画を作る案内が来ていて地元でもあり一読。知っている地名や建物が出てくると少しワクワクする。最後のお話が一番好きだった。2026/02/05
-
- 電子書籍
- ウマをめぐる旅
-
- 電子書籍
- 長続きの処方箋。長続きしない原因を明ら…




