内容説明
「消えても仕方ないと思っていた、小さい野花のような、でも作者は気に入っている作品たち。幻想を愛する読者の手にとどきますように」――皆川博子鍾愛の幻想・奇想小説集。新装版。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
秋良
18
特に幻想、奇想の雰囲気が濃い掌編を集めた一冊。ページ数のわりに密度が濃く、表題作の影を剥がす店主は序の口で、勝男なんて名前なのにギロチンを作る天才やなんかが出てきて幻想の百鬼夜行状態。整った硬質な文章が飛躍する想像力をがっちりと支えて、この作家でしか与え得ない満足感、恍惚感に浸った。昭和の古い家とヨーロッパの石造りの城を同じように書ける人はなかなかいない。2026/05/29
おふろ
4
装丁が素敵すぎる。 手触り最高2025/08/31
蛹
0
こんなに胸惹かれ、血が湧き肉が躍り、欲が溶け出し溢れたのはいつぶりでしょうか。ずっと欲しかったものが、丁寧に深紅のビロードに包まれていた。撫でるだけで、ため息をつく。頬を擦り寄せる。生涯焦がれていたものに ついぞ出逢えた時、人はこうなるのだと知った。2026/01/28
クリフトン
0
幻想を如何に書くかより 現実を何処まで描けるかこそ 幻想小説のキモなのではなかろうか …なんて2025/06/14
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- それ、パワハラですよ?
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