なぜ、あの人との会話は噛み合わないのか

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なぜ、あの人との会話は噛み合わないのか

  • 著者名:米澤創一
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • プレジデント社(書籍)(2025/04発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784833440776

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内容説明

【内容紹介】
読み解くカギは、「具体」と「抽象」。
「頭のいい人」ほど気づけない、
“噛み合わなさ”の正体と解消法!

聞いていることにきちんと答えない。
具体的な策を決めたいときに問題提起ばかり。
主題とは別の感情的な意見が飛んでくる。

そんな「噛み合わない会話」はどうして起こってしまうのか。そして、どうすれば改善できるのか。
本書では、この原因や対策を詳しく明らかにしていきます。

会話の噛み合わない困った“あの人”に直面すると、つい「性格に難あり」「やる気がない」などと決めつけてしまいがちですが、じつは“思考のスタイル”が違うだけ。
具体性を重視するタイプなのか、抽象的に物事を捉えるタイプなのか。
その認識のギャップを解消できれば、コミュニケーションは劇的に改善します。

著者は、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科で学生満足度97%の大人気講義を受け持ち、コンサルタント時代には数々のプロジェクトを成功に導いてきた米澤創一氏。

絡まったコミュニケーションの糸を解きほぐし、そのまま編み上げて思考力まで高められる一冊です。

【著者紹介】
[著]米澤 創一(よねざわ・そういち)
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(SDM研究科)特別招聘教授。京都大学経済学部卒業後、アクセンチュア株式会社に入社。日本におけるプロジェクトマネジメントグループ統括、SAPプラットフォーム統括、新人教育責任者、品質保証責任者、グローバルSAP組織における教育責任者などを歴任。2008年のSDM研究科設立時から教鞭をとり、物事を本質的な問題解決に導くための「本質思考」を用いてプロジェクトマネジメントを教える講義は学生満足度97%(満点の5をつけた割合)と圧倒的な支持を受けている。大学院教員のほか、講演・セミナー活動、プロジェクトマネジメントのコンサルティングなどに従事。一部上場企業での研修実績も多数。著書に『プロジェクトマネジメント的生活のススメ』(日経BP)、『本質思考トレーニング』(日本経済新聞出版)がある。

【目次抜粋】
■はじめに|なぜ、あの人との会話は噛み合わないのか
■序章|噛み合わない会話の“正体”

■第1章|具体的知識×抽象化能力=思考スタイル
・「具体的知識」と「抽象化能力」
・「具体的知識」のレベル
・「抽象化能力」のレベル
・組み合わせで決まる“思考スタイル”

■第2章|あなたの隣の“困った人”――思考スタイルとトリセツ
・レベル0を含む思考スタイル
・具体的知識レベル1×抽象化能力レベル1の思考スタイル
・具体的知識レベル1×抽象化能力レベル2の思考スタイル
・具体的知識レベル2×抽象化能力レベル1&2の思考スタイル
・レベルに偏りがある極端な思考スタイル
・“困った人”にはなりづらいが進化の余地のある思考スタイル
・高度な思考スタイル~レベルを上げればどんな人にも対応できる

■第3章|「具体的知識」「抽象化能力」を鍛える
・思考の「利き手」
・「具体的知識」の高め方
COLUMN:生成AI時代の「具体的知識」
・「抽象化能力」の高め方
COLUMN:生成AI時代の「抽象化能力」
・思考スタイルを高めるアプローチ

■おわりに|噛み合わない会話は新しい理解への入口

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Go Extreme

2
具体的知識と抽象化能力のバランス 本質を見抜く力と行動計画力 知っていると理解しているの差 パターン認識力の本質 適用判断力の重要性 システム思考の活用 フィードバックループ 解像度と視野の掛け算 多角的情報収集の習慣 ズームイン・ズームアウト 立ち位置変更による視点拡大 時間軸の変化による考察 表面的類似性のワナ 経験則依存のリスク 確証バイアスへの警戒 信念固執による判断ミス 文脈把握の重要性 非言語情報の読み取り 観察技術の鍛錬 構造分析の習慣 思考の利き手意識 反例探索の価値 理論と実践の架け橋2025/04/27

sakko

1
想像していた内容ではなく、若干論理的すぎかな…と思いましたがとりあえず最後まで読んでみました。"話の詳細"を捉える具体的な視点と、"話の目的・全体"を捉える抽象的な視点。この両方の能力をバランスよく高めて、その場・その時に応じた対応が出来る様になりたいですね。私の利き思考は「具体」だったので、隔たりがない様に「抽象」の視点を意識していきたいと思いました。結局のところ、最後に大切になるのは自分で考える力なのだなとも感じました。考える事をやめず、常に疑問を持って物事に取り組む様にしていきたい。2025/08/02

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