内容説明
本書は、神聖視されてきた孔子の実像を資料に基づいて明らかにし、アプリオリに存在する経典として神格化されてきた『論語』の成立過程を学問的方法論を以て究明した初めての書である。
本書は幅広い読者を対象としている。漢文や英文に自信がない人でも理解できるように、注解や説明を多く加えた。また巻末には引用した古典文献や論語注釈書の概要を分かりやすくまとめた「古典文献解題」、「論語注釈書解題」を掲載した。本書は日本社会の基盤哲学である儒教思想の祖師孔子の実像と論語成立事情を専門外の人々が会得できることを目指した。本書は専門書の新ジャンルを切り開いた画期的な論文集である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kenitirokikuti
7
図書館にて。表示タイトルに表紙には記されてない副題がそえられてて少々くどい▲正直なところ、実証的な歴史学で許される範囲は逸脱しているだろうから、本郷和人せんせの歴史エッセイみたいなタイプと思う。悪く言うと歴史小説である。ただ、論語などで書かれる顔回ってどう解釈すればよいのか戸惑うのは確かで、この点については古注も新注も役に立たない。顔回貧困死説は司馬遷の筆であるし、一簞の食というのも当時の華北で米飯は貧乏人の食い物ではないだろうとか、いろいろ推理している。2025/11/29
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