内容説明
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「聴く」技術を身につけることで
あなたの人生は劇的に変わっていく
普段の私たちは「聞く」ことを意識しないために知らない間に人を傷つけていたり、余計な誤解を与えたりしてしまっていることがあります。
また、大事な場面で「聴く技術」がないばかりに、大切な相手とのコミュニケーションに失敗してしまうこともあるのではないでしょうか。
聞く技術(傾聴術)を生活の中で生かすことができれば、人間関係を良好にし、大切な人との関係をさらに構築でき、信頼も得ることができるはずです。
人とのコミュケーションが欠かせない職場や現場はもちろん、日常生活の中で活かすことができるより実用的かつ具体的な例で、わかりやすくすぐに使える「聴く技術の本」を目指します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
91
自己啓発本。傾聴の技術は後半に少しあるが、技術云々よりも傾聴する人(聴き手側)の心構えが書かれている▽私自身息子の不登校で悩みカウンセリング受けることも多かったのですが、自分自身の心に向き合うことはとても困難でした。読み始めたときはなんだか自分のダメさと過去の行動の失敗を責められている感じがして苦しかったです。「本当の共感」ていうのがなかなか理解できずにいたのですが、なんだか分かった気がします。人は「善くなりたい、好かれたい」という気持ちと「変わりたくない」という気持ちが同時にあっていいものなのですね。2022/09/20
ホッパー
67
傾聴のテクニックはおまけで、その前に必要な心構えをじっくり教えてくれる良書。技術を求めることよりも大切なことがあると気付かせてくれる。2022/01/04
つね
27
話下手なので自然と聞き役になるのだけれど、それだと話し手がおしゃべりでないと、なかなか会話が続かない。聞き上手になる基本的な手段が書かれているのかと思いきや、聞き手の人間性に踏み込んだ、なかなかハードな基本の本でした。話し手のことをありのまま受け入れるには、聞き手が自分の心に素直でないと。「一生使える」というより、習得するのに一生掛かる!忘れてはいけないことを思い出させてくれる良い本に出会いました。2021/09/18
re;
26
意識なく傾聴して生きてきました。傷ついて話を聞いてほしい人が周りに沢山いた時期も。私はカウンセラーではないので、そういう人が増えてくると、少し割り切れない時もありました。その反面、普段蓋をしているその人たちの<秘密>の話を一緒に眺めながら沢山の学びがありました。私を信用して話してくれた人たちに感謝するとともに、聴くなら覚悟を持つべきだと改めて肝に銘じました。誰しも<話を正しく聞いてほしい>聞くことで誰かを癒せるなら聴きましょう。でもね、結局<自分自身>が全てだよ。私ができるのは、ただ聞いてあげることだけ。2022/06/13
ひさしぶり
22
プロのカウンセラーって? この本の傾聴の定義は、いい加減なあいづちや話のマウントをとったり事情聴取のようにたずねる事とは全く違うってこと。◯話し手の考え方や感じ方を変えようとアドバイスしたり、励ましたり、説得したりしたくなることがあります。苦しみや悩みごとを語る話し手に対しては支えにも助けにもならないことがとても多い。 潜在的な問題に気づかせ対峙させ、心理的飢餓状態を満足させる事ってすごく難しい事だと思いました。素人やったらのまれちゃうと感じた。2024/04/11