内容説明
◎哲学者たちは「言葉」をどうとらえ直してきたのか?
正義、技術、権力、暴力、自由、労働、疎外、国家、宗教、戦争――
本書では現代社会を生きる上で重要となる言葉を10個選択し、過去から現在までの哲学者たちの主要な議論を踏まえ、いまに活かせる知として規定し直します。
哲学の世界では、古代から現代まで、「言葉」をめぐってさまざまな人たちが意見を表明してきました。
哲学を勉強する難しさの1つは、言葉づかいの難しさでもありますが、哲学者たちが言葉についてどのような見解を主張し、戦わせてきたのかを見ていくことで、哲学の学び方のコツがつかめるようになります。
◎哲学の視点から思考をアップデートさせる
言葉から哲学を考えていくことは、実は我々の日常生活にも大いに有益です。
例えばテレビやSNSなどで議論の場面を目撃しているとき、「あまり噛み合っていないのでは?」と感じることはありませんか?
こうした原因はたいてい、お互いが使っている言葉や概念の意味が、ズレているために起こります。
こうした議論がかみ合わない原因を探り、より深い視点を得るためのヒントも、哲学から得ることができます。
「言葉」から哲学を考える、新たな視点からの哲学入門書!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
1
世界は存在しない 世界内存在 言語が異なると住む世界が異なる 可能世界論 自己と自己の創造物との分離 労働者が自身の労働から疎外される 権力は社会全体に遍在する 人々の行動や思考を規律づける 権力は人々の合意と協働に基づく 暴力は権力の不在を示す 消極的・積極的自由 自由から逃避しようとする心理 人間は完全に自由である 選択の結果に全責任を負う 労働を根源的な活動と捉える 万人の万人に対する闘争 リヴァイアサンとしての国家 国家は暴力的な抑圧装置 国家はイデオロギー装置 想像の共同体 哲学への先入観2025/04/11
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