内容説明
弁護士として、小説家として、
昼はメディアで企業の不祥事を糾弾し、
夜は書斎で、独り文章を綴ってきた。
数多の顔を持つ著者は、
どのように時代を感じ、読み解いたのか
日本を代表する企業弁護士であり、小説家としての顔を持つ、著者、牛島信。
弁護士として、小説家として、
昼はメディアで企業の不祥事を糾弾し、
夜は書斎で、独り文章を綴ってきた。
国際弁護士として、小説家として、訪れた国々、出会った人々、扱ってきた経済事件……。
1996年から2025年にかけて、したためてきた年賀状とともに、その時代時代に感じた社会への思いを綴った、珠玉のエッセイ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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弁護士の牛島信さんの年賀状をベースに綴られてエッセイです。 文学風に書かれた年賀状を読書好きの方が受け取ったら嬉しいだろうな感じます。 最近は通信手段の発達により連絡手段が多様化していきSNSなどで新年の挨拶を行うことが主流になっているようですが、元日の朝に郵便ポストに年賀状が届いていて普段会うことない方から届いているとその方のことを思い出すきっかけになり、スマホだけのやり取りでは得られない気持ちやメッセージが年賀状にはあるのではないかと年賀状が面倒になってしまった現代に気付かされた気が致します。2025/08/09