内容説明
『銭湯図解』で話題の画家・塩谷歩波が建築の図法で描く、唯一無二の空間。
都内近郊の“純喫茶図解”18軒をオールカラーで収録!眺めて、読んで楽しいイラストエッセイ集
アンティークの調度品にシェードランプの薄明り、個性あふれる床タイル、妖しく微笑むトーテムポール……。都心には、建築やインテリア、メニューの隅々にまで店主のこだわりが詰まった魅力あふれる純喫茶がひしめき合っています。
そんな純喫茶の魅力を、画家・塩谷歩波さんが建築の図法で描き、実際に足を運んで食べたメニューや店主へのインタビューなど、イラストと写真、文章でお届けします。著者の緻密で温かい絵に思いを巡らせながら、純喫茶に足を運んでみませんか?
第1章 ノスタルジックな純喫茶
西荻窪 それいゆ/蔵前 らい/渋谷 茶亭羽當/神保町 ラドリオ/津田沼 珈琲屋からす/高円寺 珈琲亭七つ森
第2章 豪華絢爛な純喫茶
上野 Coffee Shopギャラン/銀座 トリコロール 本店/上野 喫茶 古城
第3章 音を楽しむ純喫茶
渋谷 名曲喫茶ライオン/阿佐ヶ谷 ヴィオロン/吉祥寺 バロック/新宿 らんぶる
第4章 ひとクセ光る純喫茶
神保町 さぼうる/阿佐ヶ谷 gion/吉祥寺 くぐつ草/御茶ノ水 穂高/都立家政 Coffee&Lunch つるや
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
166
久々純喫茶に行ってみたいと思いつつ、純喫茶ブームで混んでいて、結構料金が高くなっており、中々足を運べません。本書を読むと、行った気になるので、とりあえず満足できます。 https://www.gentosha.jp/series/tearoomzukai?srsltid=AfmBOooa5cb3MnZQB1yM5kxtxnPceA6cD9jg4PoEYghkvRNyZo01-13s 2025/04/21
あすなろ@no book, no life.
103
純喫茶、中でも東京の純喫茶にクローズアップした図解の一冊。アイソメトリック図法による図に楽しいイラストに目を奪われ、恰もカウベルをカランカランと鳴らして入店したかの様になれる一冊。読友さんからの頂き物なのだが流石飲食店好きだなぁと。愉しませて頂きました。さぼうるは行ったことあるなぁ。その他、特にオーディオや音響に拘ったお店には是非行きたいもの。あ、その前にその方角にあるお客様を見つける事の方が大事かも。惜しむべきは我等地方都市の繁華街にこうしたお店が失われたり、車では行けない事だとも同時に思ったのである。2025/08/23
もんらっしぇ
88
元々作者の塩谷歩波さんは銭湯好きのイラストレーターでテレビの「情熱大陸」でも取り上げられ、それで人生が大きく変わってしまったらしいのですが、わたくし、そこまで銭湯好きでもなく、著作「銭湯図解」https://bookmeter.com/books/13449779 も読んではいないのですけど…一方で本作、最初は立ち読みくらいで済まそうと思っていたら…なんと!読友さん5名もの方々がレビューを書いているじゃあ~りませんか!それならば私も乗っからない訳にはまいりません(?) w→ 2025/11/07
たるき( ´ ▽ ` )ノ
47
はあ…なんて素敵な本なんだ!!実在する純喫茶をイラストと写真で紹介しているんだけど、そのイラストの素晴らしさが半端ない。くぐつ草には何度か行ったことがあるが、その時の自分をイラストにしてもらったかのような特別感を味わうことができて嬉しくなった。これを読んだら行かずにはいられないよね!行ってみたい喫茶店が増えすぎて幸せ(♡ω♡ ) ~♪2025/12/11
愛玉子
37
見たことのあるタッチだと思ったら、銭湯の人か!今回は東京の純喫茶をメインに俯瞰で描かれたイラストはとても細かく描き込まれていて、眺めているだけで楽しい。行ったことがあるのはさぼうるくらいかな、いわゆる純喫茶って喫煙可のところが多く、私は長居できないのでほとんど行ったことがなかったけれど、これで行った気になれる(笑)お店の写真もあるけれど、そちらは開店前の無人のもの(今どきは色々ありますものね)で、イラストはお客さんでいっぱい、しかもそれぞれ楽しんでいる様子を描きわけているのがまたすごい。楽しい一冊でした。2025/11/01
-
- 電子書籍
- 高嶺の花男くん 59巻 Colorfu…




