内容説明
埼玉で起きた土砂崩れ。一人が行方不明になり、瓦礫からは大量の不法投棄物が見つかった。県警は事故ではなく事件と判断。捜査一
課の奈良が崩れた土地を調べると、思いもよらぬ名が出てくる。それは迷宮入りした殺人事件で犯人と確信して、逮捕直前まで迫った
男だった……。遺族と向き合い、緻密な捜査の末に奈良が辿りついた、意外な真実とは。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すみっちょ
10
長かった…話があちこち飛んで読みにくい部分もありましたが、読んでいるうちに腑に落ちた点や納得したこともあって奈良と一緒に捜査をしている気持ちでした。エピローグではほっとしたものの、自分が正義だと思っていることが本当に正義なのか、また自分の思い込みで人を傷つけていないか、時々は振り返る機会を持とうと思いました。後味は良かったです。みなさんのレビューでシリーズものだということを知ったので、前作をぜひ読んでみようと思います。2025/08/02
shun
5
2025年12冊目。仙台アーケード街のスタバで読了。読書ペースが全く上がらない。『雨に消えた向日葵』に続く奈良健市シリーズ第2弾。奈良の若かりし頃のエピソードもあり面白かった。物事の表面だけではなく本質に目を向けないといけないことを改めて考えさせられた。2025/07/23
ジニー
5
★★★★★2025/04/20
ドットジェピー
5
面白かったです2025/04/19
a.i
3
★★★★(3.9くらい?) なかなか面白かったけど、もう少し短くてもいいような…2025/07/30