内容説明
ウクライナ侵攻、ガザ紛争、予測不能な朝鮮半島情勢、そしてトランプ大統領の誕生……。混迷を極める世界のなかで、日本が生き残るために何をすべきか。今こそ兵法書『孫子』を基礎に据えて国際情勢を読み解き、戦争を回避せねばならない。『孫子』が説く実践知をインテリジェンスの技法に活かし、危機の時代を生き延びよ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゼロ投資大学
0
「孫氏の兵法」の考え方を活用して、飢餓・疫病・戦争などが発生している大混迷時代の思考術を紹介する。孫氏の兵法の極意は、戦わずして勝つことである。核兵器など兵器の能力が飛躍的に向上し、大国同士の直接戦闘が行われなくなった現代において、経済制裁や諜報戦など日常茶飯事で行われている。2025/06/13
れいまん
0
週間新潮に連載された、国際問題の読み解きをまとめたもの 孫子の兵法が現代の国際情勢に合わせての読み解きは興味深い それにしても、ロウ戦争で、今だに、ロシア=悪で言ってることはすべてウソ、ウは正義で清廉潔白との図式は変わっていない 国際報道が極端に事実を欠いていることは、本来の役目を果たしておらず、由々しきことだ2025/05/27