鳥類学者の半分は、鳥類学ではできてない

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鳥類学者の半分は、鳥類学ではできてない

  • 著者名:川上和人【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 新潮社(2025/05発売)
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  • ISBN:9784103509134

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内容説明

降り注ぐ火山灰の下で愛を交わすカツオドリの数をかぞえ、学問のためならネコの糞の採集にも精を出す。「子ども科学電話相談」で華麗なる回答を決めたかと思えば、鳥類からカッパに進化するプロセスに思いをはせる。ああ、鳥類学を普及する天竺までの道は曲がりくねって――楽しい! 累計20万部超の大人気「理系蛮族」エッセイ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

榊原 香織

104
面白ーい。相変わらず文章が冴えてる。小笠原での調査中心。最新刊2025/09/03

サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥

82
(2025-119)【図書館本-85】鳥類学者川上先生のサイエンス・エッセイ。昭和のギャグを交えたコミカルな文体は相変わらずで、多少ギャグが滑るところはご愛嬌。鳥類の研究話もあるけど、その裏話があちこちに。西之島を始めとした離島でのフィールドワークが川上先生の研究だけど、粟島、飛島、舳倉島の「悪天候欠航」三連敗や小笠原フェリー乗り遅れで一週間待機の話があるように、離島のバードウォッチングってその危険があるんだよねえ。憧れの場所ではあるけど、サラリーマンにはそのリスクを犯すのはちょいとハードルが高い。★★★2025/08/12

アーちゃん

55
初出「小説新潮」2023年1月号~2024年12月号。久しぶりの川上先生は、変わらずいろいろな方向でハイテンション。なぜかこんにゃくの話から始まり、研究対象の小笠原西之島のレポート中に宇宙人やらエレキングやカッパが登場するぶっ飛び方に笑いを通り越して、大丈夫か疲れていないかとつい心配してしまったり(笑)第五章中の「ウィルソン漂流記」、エア遭難で本当に良かった。また今回はネタ元の古いものが多く、”フローネ”が分からずググってしまいました。ラジオ「子ども科学電話相談」聴いてみようかな。2026/01/31

NADIA

53
川上先生本4冊目。かな? すっかり私にとって鳥類学者とは「絶海の孤島に絶滅危惧種の鳥の生態を命がけで調べに行く変人」と刷り込まれている。セキセイインコと小桜インコを飼っていたことがあり、鳥には愛着があるので、やっぱり同じカテゴリーの鳥が絶滅するはなんとか防いでもらいたいと応援している。だが、川上先生が学生時代に絶滅の危機に瀕していると目を付けたメジロの仲間の「メグロ」が生息地である小笠原4島でかなりの高密度で生息しているのを確認したのちの言葉「こいつは絶滅する気がないな」には吹き出してしまったよ。 2025/08/24

きみたけ

48
さすが川上せんせー、相変わらず面白い😆著者は森林総合研究所北海道支所地域研究監の川上和人氏。これまでに「鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ」「鳥類学は、あなたのお役に立てますか?」などを世に送りだしている。初出は「小説新潮」2023年1月号〜2024年12月号。しっかり者のイメージがありますが、今回は先生の失敗談が赤裸々に綴られていて笑えました。出発時間を間違えて小笠原行きのフェリーに乗り遅れたり、宮崎に行くつもりが奄美大島行きの便に変わったり、意外と「うっかり者」だったんですね。2026/02/13

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