芭蕉の花咲く庭

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芭蕉の花咲く庭

  • 著者名:濱千春【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 三重大学出版会(2025/04発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784903866598

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内容説明

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濱森太郎は芭蕉研究者で三重大学教授である。大学出版会を立ち上げ、難病と闘いながら残された命を毎日刻印するようにして、晩年書き綴った未完の遺稿に纏わる物語を、妻・千春が珠玉の回顧録として語る。

森太郎の人生は、海賊とネズミの島、愛媛県日振島から広島県尾道、そしてドイツ・ミュンヘンを経て、芭蕉生誕の地である三重県へと、難病があるからこそ輝きを強めていく。

日本修士論文賞を自ら創設し大学出版会に新風を吹き込み、私生活では船舶免許をとってヨットで伊勢湾を航海した日々の描写はグラマラスで“ものすごく”ノスタルジックであるが、同時に“ありえないほど近い”千春の喪失と再生を感じさせる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kei302

59
難病(筋ジストロフィー)と闘いながら研究者として編集人として懸命に生きた芭蕉研究者で元・三重大学教授の濱森太郎氏のドキュメンタリーエッセイ。著者(濱先生の奥さま)は友だちの知り合い(の知り合い?)。「読書メーター」にレビューをと渡され、重い腰を上げて読んだ。本も重い。最後の家族写真! なんと! 三女の五十鈴さんとは小学校4年生から卒業までご縁があたのです! そうか~トオイメ…。初めから読み直す。吉村作品の鼠の島の話、再読とメモ。2023/04/06

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