内容説明
新作を出版し頭角を現す蔦重。耕書堂は人気となり、蔦重は歌麿と本づくりを始める
江戸のメディア王”として時代の寵児となった蔦屋重三郎の生涯を描く大河ドラマ「べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~」を完全小説化。
蔦重こと蔦屋重三郎の営む本屋・耕書堂は、青本の新作を刊行し、徐々に名前を知られつつあった。そんな折、借金で首が回らない武士たちの窮状を解決すべく、老中・田沼意次は当道座・検校らを捕縛し、資産を没収する強硬手段に出る。幼馴染の花魁・瀬川の身請け人である鳥山検校にも奉行所の手が伸びる。瀬川も捕縛されるが釈放。離縁された瀬川は、蔦重と二人で店を切り盛りする夢を見る。一方、意次の命で、徳川家基の急死の原因を調べていた平賀源内は、鷹狩の手袋が鍵を握っていることを突き止める。しかしその手袋を手配したのはなんと意次だった。商売の手を広げる蔦重は、ある人物と出会い、歌麿と名づけて手伝わせるのだった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
えちぜんや よーた
60
「大河のネタバレ本」を読むか読まないかは個人の好み。だがネタバレ本を読まずに毎週日曜日にドラマを1回見るだけでは、話の展開や登場人物たちがセリフの意味を理解できないのでは。あと小説を読んでいると、最近の大河ドラマは1980年代や1990年代の大河ドラマと比べて場面の切り替わりが早い気がする。こうしたテンポの速さも「ノベライズ」を必要とする理由だろう。2025/05/03
まえぞう
21
2巻目は本屋としての蔦屋の成長がメインです。一方で田沼を核にした幕府内での暗躍が続きますが、この二つが今後どう絡まっていくのが気がかりです。2025/04/02
しぇるぱ
3
前巻でさらわれた蔦丸が見つかった。歌麿と名乗らせて絵を描かせることにした。田沼意次の政敵は一橋治済とはっきりしてきた。鱗形屋は破産した。本屋株の末端からの不満で耕書堂の本を市中の本屋で売ってもよしとなった。吉原だけの出版から市中への縛りが解禁となった。ちょいちょい治郎兵衛が登場するんですよ。駿河屋市右衛門の実子だから出ても当然だけどね。テレビで誰が演じていたか思い出せない。テレビとノベライズ本の差なのかしらね。日本橋通油町の店が売り出される。日本橋の本屋というと、信用が断然違う。断られます。吉原もんになぞ2026/04/07
Akio Kudo
3
★★★ 読んでいるとほぼテレビと同じ。2025/09/26
ポレポレ
2
大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』(森下佳子, 2025)の小説版第2巻。老中 田沼意次らが座頭金の調査を始める第13章「お江戸揺るがす座頭金」から、日本橋出店を目指す蔦重が丸屋の女将ていと出会う第24章「げにつれなきは日本橋」までを収録。 テレビドラマ内では描ききれなかったり、個人的に分かりにくかった時間経過や心情変化を堪能しつつ、毎週欠かさず視聴して毎回ハラハラドキドキワクワクしていたあの頃を回想! 文章表現のため、顔はいいのになんかむかつくあの男の影は薄め。 ★★★★★2026/02/12
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