内容説明
名作絵本『ぐりとぐら』『いやいやえん』を生み出した本と子どもとの出合い。巻末に手書きのメッセージ、おすすめのブックリスト付。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
かなけんのママ
9
子どもの読み聞かせで、よく読んだ『ぐりとぐら』シリーズの作家さんのエッセイ。「人間は生まれてからどんな人に出会うか、どんな本に出会うかで運・不運が決まるのではないか」ホントにそうだと思う。2025/06/18
ナナイロ
5
中川李枝子=ぐりとぐらの人(絵本作家)というイメージでしたが、「作家専業になるつもりは、まったくなかった」と書かれていて驚きました。これだけ多くの絵本を世に送り出しながら「本業は保育士。保育が第一」と言い切る中川さんは素敵。 2025/05/31
つかさ
2
子どもにいいものを渡したいと願う中川さんの言葉を読み、そういうふうに子どものことを考えてくれる大人がいたから、私はいいものに巡りあえたのかもしれないと思う。子どもの頃の読書体験が確実に今の自分を作っている。読書は未知のことを考える手がかりになる。戦後80年。戦争を知らない人たちが多数のこの国が、この先も戦争を経験せずに済むように、自分にできることを考えたい。そして、そう思っていることを目の前の子ども達に伝えて、一緒に考えて動きたい。2025/12/30
ニワトリママ
1
2019年に刊行された本が文庫本になった。子ども時代から保育士、作家へと進んでいく著者の傍らにはいつも本があった。岩波少年文庫、石井桃子との出会いも興味深い。9条の会に参加されていたことは知らなかった。最後に手書きのメッセージが掲載されている。平和が壊されようとしている今、いつも心に留めておきたい。2026/04/07
ロピケ
1
本屋でうっかり目が合ってしまった本。この薄さで1300円!と腰が引けたものの、読み始めたらやはり買うしかない! と観念した。作者のファンだし、北海道、福島での少女時代、どんな家庭で育ったのか気になるし、もちろん本の話も。きっと何度でも読み返したくなるはず。ご家族はご両親やおばあ様をはじめ自分の意見を強く持った人が多く、振り回されることもあるけれど、面白くてうらやましい。中川さんの、感銘を受けた人にすぐに手紙を書いて思いを伝えるという積極性、どんどん目指す世界に近づいて行く姿が読んでいて爽快だった。2026/02/19




