ラオス競漕祭の文化誌 伝統とスポーツ化をめぐって

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ラオス競漕祭の文化誌 伝統とスポーツ化をめぐって

  • 著者名:橋本彩
  • 価格 ¥5,940(本体¥5,400)
  • めこん(2025/03発売)
  • ポイント 54pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784839603199

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内容説明

ラオス・タイ・カンボジアなどで盛大に行なわれる競漕祭(ボートレース)をスポーツ人類学の面から研究した専門書。著者は長期間ラオスに滞在して数多くのレースを観察、関係者にインタビューを重ね、さらに往時の現地新聞を丹念に読み込んで、19世紀から今日に至るまでの「競漕祭」の変遷をまとめました。特に、ボートレースと儀礼の研究がユニークです。カラー口絵8ページに実際のレース風景、儀礼などを紹介。

目次

序章
1.競漕祭における「伝統」と「スポーツ」:本書の意義と目的 ----------------------
2.ヴィエンチャンの歴史・地理・文化背景 ------------------------------
 

第1部 フランス植民地政府の影響下で創造された競漕祭

第1章 ラオス刷新運動期の競漕祭とスポーツ(1893年~1945年)
1.ラオス・ナショナリズムの萌芽:ラオス刷新運動
2.ヴィエンチャンにおけるラオス刷新運動   
3.考察:ラオス刷新運動期の競漕祭における「伝統」と「スポーツ」

第2章 競漕祭に付随する儀礼と守護霊の召喚(1953年~1964年)
1.アルシャンボーが記録した儀礼の分析(1953年)
2.儀礼における文言(守護霊の召喚句)の分析
3.考察:ラオス王国独立後の競漕祭と「スポーツ」の関係性

第2部 王国から社会主義国へ移行した激動期の競漕祭
第3章 伝統スポーツ概念の登場(1965年~1974年)
1.《サート・ラーオ》新聞における競漕祭
2.「伝統」と「スポーツ」の接近
3.王族の参列による競漕祭の拡大
4.考察:「伝統スポーツ」という概念の登場

第4章 団結と国家繁栄のための競漕祭(1975年~1999年)
1.社会主義政権樹立直後の競漕祭を取り巻く情勢
2.《ヴィエンチャン・マイ》新聞から読み解く競漕祭   

第3部 21世紀の競漕祭における伝統論争

第5章 伝統をめぐる地域間の駆け引きと舟に集約される「伝統」
1.2000年のカテゴリー分化に関する伝統論争
2.競漕祭における舟の規定:舟に集約される「伝統」の形
3.伝統舟とフーア・スード(スポーツ舟)の分布
4.競漕祭に付随する儀礼 
5.考察:21世紀の競漕祭における「伝統」と「スポーツ」

参考文献

巻末資料
地図 首都ヴィエンチャン
調査村の位置
表1 調査村落の基本情報
表2 調査村落が保有する舟
ハートサイフォーン郡
サイターニー郡
パーク・グム郡
シーサッタナーク郡
シーコータボン郡
サイセーター郡
ヴィエンチャン県トゥラコム郡
表3-1 1941年~1974年のワット・チャン競漕祭参加村
表3-2 1975年~1985年のワット・チャン競漕祭参加村
表3-3 1986年~1995年のワット・チャン競漕祭参加村
表3-4 1996年~2008年のワット・チャン競漕祭参加村
ルール規定
表4 競漕関連年表

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