内容説明
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日本の土壌に根付く花紅葉の文化は一体どこからくるのか。『古今集』に詠われた自然のうち、日本人が最も身近に感じる桜と紅葉を取り上げて一首ごとに本格的かつ丁寧に解説。より深くより身近に『古今集』が楽しめる1冊。
目次
桜(『古今集』以前の桜
「春歌上」「春歌下」の桜の歌
春歌上・下の桜歌群以外の桜の歌)
紅葉(『古今集』以前の「もみぢ」
「秘歌下」の「紅葉」・「落葉」歌群の歌
「秋歌下」巻末歌群の「もみぢ」の歌
秋歌下「紅葉」「落葉」歌群以外の「もみぢ」の歌
後代和歌への影響-『後撰集』『拾遺集』まで)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かな
1
いつか読了したくても敷居が高すぎる古今集と、少し仲良しになれた気がしました。日本的なもの、いわゆる和風にどういうルーツがあって、それをどうやって発展させて今に至るかにとても興味があるので、欲求を満たされて大満足でした。 とりあえず古語辞典がなくてもなんとか読める古典関連本でありがたかった(真面目に読むなら必要なのだろうけど)。2018/07/02
ぜっとん
1
ぽろっと手に取った作品だったのだが予想以上の大著で、読むのにかなり時間がかかった。桜と紅葉を中心に歌を配列なども含めて鑑賞するという構成。それほど斬新な切り口や解釈があるわけではないが、丁寧に先行研究も追って解釈していくのには好感。そろそろ勅撰集くらいは通しで読もうと、いつもいつも思うのだが気が付くと放ってしまっている。今度こそは。2013/02/02
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