内容説明
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抗い難い時代の転換期、南北朝の大乱のなか、自らの宿運・使命に、忠実に現実的に生き抜いた一人の女性、日野名子(~一三五八)の日記。最も現代的に切実な意味をもつ、女流日記文学の全文、全訳。丁寧な補説で、読者を日記の世界に誘う。
目次
上巻(春宮元服
元弘の乱、光厳天皇踐祚
富小路内裏遷幸、璽筥裏みかえ
日蝕の思い出
賀茂臨時祭 ほか)
下巻(実俊真魚始
日野邸火災
資名死去
天王寺詣
ほか)