内容説明
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中也詩をテクストとして従来の作家論から切断する、あるいは非文学的領域と接続させる。中也詩とそれをめぐる様々な事象との接続、切断とを繰り返し「文」学の内包する自己矛盾、あるいは「文学」学ともいうべき「文学」そのものへの切開を試みる。中也詩を通して「文学」の内部にまで接続の触手をのばしていく。
目次
接続する中也・切断される中原-序章にかえて
第1部 社会から詩人へ-言文一致政策と詩人たち(中也詩における語り手とは-「春日狂想」を視座にして
言文一致の忘れ物-敬体の言文一致文体をめぐって
新吉と中也のダダイズム-文体意識をめぐって)
第2部 「接続」する中也、「切断」される中也(再考、中也の詩的出発点論争-「詩的履歴書」をめぐって
中也詩の述志の系譜-「春の日の夕暮」から『山羊の歌』へ
失われた可能性-「朝の歌」をめぐって)
第3部 詩人から社会へ-インターテクスチュアリティの可能性をめぐって(「言葉なき歌」との対話のために
作家論的磁場を越えて)
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