内容説明
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テクストをどう読むか、読むとはどういうことか。テクストが同時代の社会的、歴史的諸言説とどのようにかかわりを持ち、既存のテクスト言説が反復する言説として、『枕草子』上に如何に構築されたか、そのメカニズムに迫る。
目次
本書の目的および方法
『枕草子』における言説の諸相
言説とテクスト(仏教言説と『枕草子』
王権言説と『枕草子』)
言説と主体-自己像と言語主体の相貌
言説と古文学習-教材化への一提言
本書の総括