名探偵と学ぶミステリ 推理小説アンソロジー&ガイド

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名探偵と学ぶミステリ 推理小説アンソロジー&ガイド

  • ISBN:9784152104144

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内容説明

ミステリ初心者も上級者も読んで楽しいガイド&アンソロジー
評論家・杉江松恋によるミステリをより面白く読むためのコラムと、辻真先や青崎有吾、斜線堂有紀など豪華作家陣七名によるホームズやルパン、ポアロなど世界各国の名探偵のパスティーシュ短篇を収録する、大人も子供も楽しく学べる必携ガイド&アンソロジー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

rosetta

28
★★★☆☆七人の作家が名探偵のパスティーシュを書き下ろし。読者の対象は中学生以下か。しかしこれほど錚々たるメンバーが集まるアンソロジーを子供だけに読ませるのは勿体ない。まぁページ数の都合もあって内容は他愛もないが。シャーロックホームズ、アルセーヌルパン、エルキュールポワロ、ミス・マープル、エラリークイーン、ネロウルフ(これだけ初耳)、ジェームズ・ボンド。雰囲気は感じられる2025/07/13

だるま

20
子供を対象にしたミステリ入門ガイドだが、有名な名探偵達のパスティーシュが7作載っていて、それがかなり良い執筆陣なので大人も充分楽しめる内容。短編の合間に、編者に寄る「トリックとは何?」「どんでん返しとは何?」等の分かり易いガイドがあり、その部分はいかにも入門書だった。短編の中では辻真先さんのルパンや、斜線堂有紀さんのポワロが良かったが、断トツは青崎有吾さんのエラリー・クイーン。この組み合わせは最強でしょう。クイーン流の論理を巧く真似していた。ガイド自体もクイーンが何度も取り上げられていたので個人的に満足。2025/05/19

M H

19
子供向けのミステリー案内として振り仮名入りで作られた本。杉江松恋さんによる解説と当代の一流作家による名探偵のパスティーシュで構成されている。面白さを伝えるのは言うが易く、実際には、しかも子ども向けということで苦心している印象。ある程度までは理屈じゃないからなぁ。そこで効くのがパスティーシュだ。どれも面白いが「オムレツは知っていた」が特に。クイーンがちゃんと青崎さんに振られているのも嬉しく、素敵な企画。2025/05/29

スイ

17
面白かった! ミステリとはなんぞや、というコラムと、有名な登場人物と書き手の紹介、そして強力な作家陣のパスティーシュ! ホームズ、ポワロ、ルパンなどなど、どの作品も違和感なく楽しめた、作家陣すごい…。 特に好きだったのは福田和代さんのジェームズ・ボンド。 原作シリーズ未読ではあるのだけど、キャラクターも世界観も大事にした上で現代社会に溶け込ませていると感じられた。 コラムも作品も小学校高学年くらいから楽しめそう。 良いミステリ入門!2025/05/31

石橋陽子

14
ミステリの面白さやおすすめの本を紹介してくれる初心者向けのガイドだが、ミステリを今すぐ読みたい気持ちにさせてくれる本。アガサ・クリスティやコナン・ドイル等超有名どころの紹介もあるが、実はあまり読んだことが無いのでこれを機に読みたいと思う。2025/07/04

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