内容説明
ミステリ初心者も上級者も読んで楽しいガイド&アンソロジー
評論家・杉江松恋によるミステリをより面白く読むためのコラムと、辻真先や青崎有吾、斜線堂有紀など豪華作家陣七名によるホームズやルパン、ポアロなど世界各国の名探偵のパスティーシュ短篇を収録する、大人も子供も楽しく学べる必携ガイド&アンソロジー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぴよぴよ
47
程よい厚さで「はじめに」ではどこから読んでも、どこで読み終えても、拾い読みしても大丈夫。おやつを食べながら、どうぞと優しいお言葉。推理小説を読んでみようと思う中高生に手に取りやすい設計。全漢字にルビが振ってあるのもいいのかも。ミステリの歴史を語る上でとても重要な7人の探偵についての物語を、錚々たる7人の作家たちが描く。贅沢だわぁ♡その短編の後にガイドと豆知識とおすすめ本と4コママンガまでが1セット。優しく教えてくれる入門書。2025/11/15
さっちゃん
47
7人の作家によるミステリ界の有名人のパスティーシュ作品、ミステリを楽しむための豆知識やコラム、作品紹介をまとめたガイドブック。多くの漢字に振り仮名があるので子どもも大人も楽しめる一冊。楠谷佑はホームズ、辻真先はルパン、斜線堂有紀はポアロ、水生大海はミス・マープル、青崎有吾はエラリイ・クイーン、阿津川辰海はネロ・ウルフ、福田和代はジェイムズ・ボンドを担当。/レックス・スタウト未読でネロ・ウルフは初見でしたが面白そう!体重が約七分の一トンって!? 007も映画でしか馴染みがなかったな。ミステリっていいよね!2025/10/01
rosetta
30
★★★☆☆七人の作家が名探偵のパスティーシュを書き下ろし。読者の対象は中学生以下か。しかしこれほど錚々たるメンバーが集まるアンソロジーを子供だけに読ませるのは勿体ない。まぁページ数の都合もあって内容は他愛もないが。シャーロックホームズ、アルセーヌルパン、エルキュールポワロ、ミス・マープル、エラリークイーン、ネロウルフ(これだけ初耳)、ジェームズ・ボンド。雰囲気は感じられる2025/07/13
だるま
21
子供を対象にしたミステリ入門ガイドだが、有名な名探偵達のパスティーシュが7作載っていて、それがかなり良い執筆陣なので大人も充分楽しめる内容。短編の合間に、編者に寄る「トリックとは何?」「どんでん返しとは何?」等の分かり易いガイドがあり、その部分はいかにも入門書だった。短編の中では辻真先さんのルパンや、斜線堂有紀さんのポワロが良かったが、断トツは青崎有吾さんのエラリー・クイーン。この組み合わせは最強でしょう。クイーン流の論理を巧く真似していた。ガイド自体もクイーンが何度も取り上げられていたので個人的に満足。2025/05/19
M H
20
子供向けのミステリー案内として振り仮名入りで作られた本。杉江松恋さんによる解説と当代の一流作家による名探偵のパスティーシュで構成されている。面白さを伝えるのは言うが易く、実際には、しかも子ども向けということで苦心している印象。ある程度までは理屈じゃないからなぁ。そこで効くのがパスティーシュだ。どれも面白いが「オムレツは知っていた」が特に。クイーンがちゃんと青崎さんに振られているのも嬉しく、素敵な企画。2025/05/29




