内容説明
◎令和の時代を生きる子どもたちに必要な「学び方改革」 変わり続ける社会の中で主体的に変化を起こしていける子どもを育てるために。教育関係者、そして教育問題を意識するビジネス界の人々との対談を通じて描く、あるべき子どもの未来、教育の未来の姿とは――。
[目次]
まえがき
「教えない」がこれからの教育を創る
第1章 教えすぎない時代へ 【特別対談】原晋(青山学院大学陸上競技部監督)
第2章 「教えない授業」の先にある学校の未来 対談:工藤勇一(横浜創英中高アドバイザー・内閣府規制改革推進会議専門委員)
第3章 どんな子どもも取り残さない学校作り 対談:木村泰子(大阪市立大空小学校初代校長)
第4章 「自ら学ぶ子」を育てる先生の役割 対談:苫野一徳(熊本大学大学院教育学研究科准教授)
第5章 子どもが「学び方を学ぶ」探究学習 対談:岡佑夏(教育デザイナー)
第6章 「学べる」子は社会に出ても活躍できる 対談:植松努(株式会社植松電気 代表取締役社長)
第7章 AIが支える子どもの「選択する力」 対談:神野元基(Qubena開発者)
あとがき 「教えない授業」実践ノート
この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『「教えない」から学びが育つ 子どもが自律する教育のミライ』(2025年3月20日 第1刷)に基づいて制作されました。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
autumn_snow
1
こうした形がフィーチャーされると、「教えない」授業が善で、「教える」授業が悪であるといった捉え方や、「教える」のか「教えない」のかといった二項対立で捉えられることがあるが、どちらがよい、悪いということではなく、バランス感覚を大切にしたいと思った。個人的には、教員よりも企業の人から学ぶことは多く、今回も植松さんの「やってみる」という生き方はやはり大切にしたいと思った。「どうせ無理」という考え方は「どうせ無理」という思いが叶うから本当の夢が実現しないのだろうと思っている。2025/08/04
GTN
1
なるほどはあったが、より深く知りたかった。2025/05/11