内容説明
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木は自分で動くことができないけれども、そこにある木は置物ではありません。確かに生きている「生物」です。本書では、樹木医でインタープリターとしても活動する著者が、そんな「木」のすごい仕組みを余すところなく伝えます。自分で動くことができないからこそ、あらゆる手段を使って木は生きています。傷がつけば、人と違って損傷した部分が治癒することはないので新しい組織を付け足して傷をふさいだり補強したりしていきます。その経過はすべて年輪に刻まれるので、街路樹や公園の切り株を見るだけでもいろいろなことが想像できます。木と向き合うときに大事なのは、「なぜこうなっているのだろう?」と想像してみることです。植物たちの型にとらわれない生き方を、ぜひ著者と一緒に観察してみてください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
1
形成層による成長 落葉樹と常緑樹の戦略 日長と季節の感知 根っこから新たな幹 あて材とバランス 圧縮あて材と引張あて材 傷の手当てと再生 空洞の周りの補強 異物を飲み込む力 板根の謎 辺材と心材 木の声を聞く 健康状態のサイン らせん木理 年輪が語る歴史 潜伏芽の存在 不定根と不定芽 アリによるボディーガード 樹脂による防御 捕食者飽食仮説 光を求めて伸びる枝 風媒花と虫媒花 過酷な環境への適応 枯れ木に宿る命 菌根菌のネットワーク 皮目という空気の通り道 接ぎ木の技術 木の計り知れなさ2025/04/08
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