法が招いた政治不信 裏金・検察不祥事・SNS選挙問題の核心

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法が招いた政治不信 裏金・検察不祥事・SNS選挙問題の核心

  • 著者名:郷原信郎【著者】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • KADOKAWA(2025/04発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 480pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784046074904

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内容説明

・なぜ裏金議員を取り締まれないのか? 裏金問題の本質は、“政治資金規正法の大穴”と自民党のマネーロンダリング構造にあり
・検事正性暴行事件、プレサンスコーポレーション冤罪事件など止まない違法取り調べ、袴田事件と検事総長談話……法執行機関としての責務を果たせず、不祥事が続く検察組織の未来は?
・兵庫県知事選挙違反疑惑と公職選挙法の課題を深堀り。SNS時代に民主主義の基盤をどう再構築するか?

日本の政治と選挙は、土台のルールから病んでいた!
注目の弁護士にしてコンプライアンスの第一人者の最新ノンフィクション。

「日本政治がこれから公平・公正な土台を取り戻すことができるのか、あるいは混乱と崩壊の方向へ向かうのか、
まさに分岐点となる時期に、本書を通して重要な論点について考えてもらえれば幸甚である。」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

K.C.

3
最終章の過剰な熱意や自分語り、SNS選挙に関する提案などはちょっとどうかなとは思うが、全体としては賛意を示す内容。筆者は、ひと言で言えば「政治家、行政、検察、裁判所は真面目に仕事しろ」ということではないか(民間もだが)。真面目に語る以前に出てこないのも同様。2025/05/17

お抹茶

2
著者は元検事。政治資金規正法には政治家個人が受領する裏金の処罰が困難だという重大な欠陥がある。裏金が議員個人に帰属していたことは明らかなのに,検察の指導によって資金管理団体や政党支部の収支報告書が訂正され,議員側に政治団体宛の寄附という認識がなくても裏金が政治団体に帰属したことにされた。そのため,所得税の課税対象にならず,国民の強い怒りを生んだ。造船疑獄以来,法務大臣の指揮権は封印されたが,法と証拠に基づいて判断することだけでは適切な対応が期待できない外交上の判断や検察不祥事への対応には有効と主張。2025/07/15

Go Extreme

1
自民党直撃の裏金批判 最大裏金システム パーティー券販売ノルマ超過分の還流 虚偽記入罪成立 国民納得できぬ処分 実態乖離の捜査方針 課税されぬ裏金 腐敗構造の明示 社会影響の創出 法執行機関としての法適用 政治への圧力存在 政治資金規正法の大穴 政治家個人寄附禁止 不透明政治資金の温床 証拠改ざん問題 人質司法の弊害 全能感根ざした組織問題 法務大臣指揮権の封印 SNS選挙運動報酬問題 国民認識と処分の乖離 政治不信の深化 期間対峙型取調べ 法と正義実現への期待2025/04/27

アトラス書房

0
切れ味抜群。政治不信に続き、北川健太郎が部下の女性検察官に不同意性交をおこない逮捕起訴されるなどして、検察への不信も強まっている。SNS時代の選挙で大きな変化が起きているが、果たしてどこへ向かうのか?2025/07/04

ネコ

0
検察が、「法の趣旨目的に沿った法適用を行う『法執行機関』」として、本来あるべき姿に立ち返らなければ、まともな世の中にはならない。2025/06/07

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