内容説明
美しく豊かな自然が育む、動物たちの〈いのち〉の輝き
鳥獣虫魚を詠んだ名句・秀句を一日一句一年間、写真とともにガイドした決定版俳句入門!
巻末には植物学者・稲垣栄洋さんのエッセイも収録しています。
「俳句には、さまざまな季節の動植物が詠み込まれる。私はファーブル昆虫記を愛読するような子どもだったから、教科書で「やれ打つな蠅が手をすり足をする」という小林一茶の句を見たときには感動した。蝿の姿が活き活きと表現されているし、命乞いをしているというたとえもユニークだ。
小林一茶は江戸時代の俳人だ。ということは、私は一茶の句を通して、数百年もの時を超えて、江戸時代の蝿の姿を見ていることになる。モデルとなった蝿は、まさか自分の所作が後世に伝えられるなど、思ってもみなかったことだろう」(稲垣栄洋「俳句のある風景」より)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
アクビちゃん
40
【図書館】恥ずかしながら、全く俳句には疎いのですが、ふと気に手にしました。四季折々の生き物たちの写真にとても癒されました。俳句って、なんとなく身構えてしまっていたけど、見たり感じた事をそのままストレートに表現すれば良いだな、と感じました。特に好きだったのが猫好きとして津久井健之の「飼猫の柄教へあふ夜の秋」静かに夜が更けていく穏やかな夏の終わりの1日を表したそうで、暑さが和らいだ夕方の一コマ良いですよね「しんちぢり人魚の卵かもしれず」篠崎央子の夢ある句、そして夏目漱石さんの「行く年や猫うづくまる膝の上」2026/02/01




