競争なきアメリカ――自由市場を再起動する経済学

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競争なきアメリカ――自由市場を再起動する経済学

  • ISBN:9784622097549

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内容説明

アメリカは自由市場を諦めたか? 巨大テック企業が政治に干渉するとき起きたのは? 賃金・経済成長・格差の問いに、データで挑む。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Sam

56
韓国$29.90、フランス$38.10、アメリカ$66.17。2017年におけるブロードバンド料金である。自由市場の代表国でこんな事態が生じていることに驚かされる。本書はこの20年間で①アメリカ市場における競争が減少していること、②これによる価格上昇で消費者が不利益を被る一方企業の利潤率が高まっていること、③その原因は活発なロビー活動と企業献金による参入障壁の上昇と反トラスト政策の弱体化にあることを多様なデータによって示していく。GAFAMの分析も斬新なアプローチ。総じてとても興味深い内容の一冊だった。2026/01/12

chiro

4
アメリカというとイノベーションを次から次へと生み出しせかいの経済を牽引しているという印象が強いがGAFAMに代表される時価総額の高い企業のパフォーマンスに隠れているが実は実態は競争力を失い既存の企業が政治と一緒になって寡占状態を作り出していることを多くのデータをベースに示している著作。自由市場を希求していたアメリカで自由市場が損なわれ始めているという主張は驚くと共に政治と共にアメリカが世界を支えてきた一面もあるだけにわが国もEUの様なスタンスを取り始めることの必要性を感じた。2025/11/01

Akiro OUED

2
もうアメリカは自由の国じゃない。肌感覚ではわかってたけど、本書ではデータでそれを検証した。日本でも、失われた30年間で大企業は集約されてきたね。とはいえ、ラーメン業界では自由競争が続いてるおかげで、いろんな味を楽しめる。やっぱり、競争社会のほうが旨い。がんばれ受験生。好著。2026/02/01

Go Extreme

2
価格上昇 賃金停滞 投資減少 生産性低下 経済成長鈍化 格差拡大 欧米比較 消費者不利益 労働分配率低下 EU製品市場規制 合併審査緩和 競争当局独立性 ロビー活動 企業の政治影響力 金融イノベーション 資本配分非効率 金融規制改革 デジタル経済 データ利用 プライバシー保護 買い手独占 労働市場支配力 雇用選択肢減少 オンラインプラットフォーム 反トラスト政策 自由市場再起動 政治的要因 市場集中度 寡占化 産業間格差 消費者厚生 リーマンショック 規制緩和影響 サービス質の格差 競争政策転換 市場歪曲2025/04/14

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1
EUの機関が優れているということにはならない気がするが。遡及的に補助金が違法だから罰金みたいなの、EUが都合のいいことしてるだけではないの?最初に対応できなかったお前らが悪くない?とは思う。 GAFAMは他社や経済に影響を与えるようなフットプリントが小さく、他者からの購入も小さい。でもアップルってファブレスなんじゃないの?Amazon以外はデータも載せないし。2025/07/24

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