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内容説明
哲学者ソクラテスが実践した「質問の技法」を獲得することで、思考を深め、本当の知性を育む会話ができるようになる本。自分の意見を押しつけず、相手から深い意見を引き出す「正しい質問」のスキルが身につく。他人と深く意見を交わすことより、より豊かな人生を送れるようになる。累計26万部の世界的ベストセラー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
marsan
12
図書館本。表題に惹かれて。ソクラテス式問答法。「無知の知(私は何も知らないことを知っている)」を、久しぶりに聞いた。『ソクラテスの弁明』を以前に読んで以来。私には本書は難しいかなと思ってしまった。最初は理解しようと努力したが、途中から断念。最後あたりは流し読み。でも、“人の話をよく聴く”ことは実践しようと思う。25212025/04/26
はるき
11
自分語りと憶測に溺れず、相手に興味を持って会話を楽しみたい。興味深いんですが、後半やや惰性かなぁ。2025/04/29
coldsurgeon
8
良い質問は良い会話、良い対話を生み出す。下手な質問は地獄を創る。基本的に、人は他人より自分に興味があり、また理性ではなく著間で意見している。著者は、会話の質を高めることを目的とした質問を行い、「自分は何も知らない」という態度で疑問を持つことがよい、と述べている。いわゆるソクラテス式問答法を推奨している。ただ死刑を言い渡されないために、相手の立場に身を置こうと努めることが重要だと思う。「質問」と「答え」が繋がっているかを確認し、「簡潔に話す」ことが良い会話のルールである。2025/07/12
bookreviews
8
相手と信頼関係ができてはじめて率直に語れるようになるし、対話も進んでいきます。この人は話を聴いてくれる、この人なら何を話してもいい、という雰囲気づくりが大切です。この人に話をしても無駄と思われるのは論外です。まずは聞く耳を持っている、自分に関心を向けてくれている、という姿勢が伝わるところから始まります。相手に純粋な関心があれば、なぜこの人はそう思うんだろう?という自然な問いかけができるようになると考えています。 https://bookreviews.hatenadiary.com/entry/QUEST2025/05/23
Dヨッシー
5
質問がどれだけ重要かを考えさせる良書。なぜ、深い質問ができないかの背景からどのようにすればできるのかまでをソクラテスをもとに、網羅されています。この本と読んでいくと、良い質問をするには様々な要素、例えば好奇心、などで構成されていることが分かります。私は観察と疑う、解釈の部分が非常にためになり、自分の課題であることを学べました。エクササイズ形式にもなっているので、実践的でもあります。おすすめです。2025/04/19