内容説明
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1990年代以降、新しい感覚を示唆してきた現代住宅に焦点を当て、その新しさを成立させている100のディテールを部位別に紹介。成熟した技術とスタディの蓄積に裏付けされた成果を、詳細な図面とコンパクトな解説、カラー写真でじっくり読み解くことができる本書は、若手はもちろん、次のステップを踏みたいベテラン設計者にもおすすめ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちゃんみー
15
見栄えだけじゃあかんし、機能だけでもあかん。そして納まりだけ考えてあってもあかん。三位一体になっていないとね。片持ちの階段って荷重を受けた時に元の部分に支障はないんだろーか?こんな納まりでは雨漏りしてしまうんじゃないの?など気になることはあったけど、こーゆー事考えるのが面白いかもね。2023/06/30
YuYu
0
近年30年の現代住宅のディテールを100集めた本。ザッピングすると、「機能や性能はほしいけど存在を消したい」「異素材同士が取り合うけど等価見せたい」「素材性能のいいとこだけを使いたい」という繊細なディテールが多く見られた。 冒頭にも現代建築のディテールも成熟期に入ったと言って良いと述べており、革新的なディテールというより、建築の全体を調律するための道具として現代建築のディテールがあるように感じた。2019/11/16