内容説明
「声」そのものに特化したボイストレーニング教室でこれまで1000人以上の声と向き合ってきた著者による、誰にでもできる自分本来の“光輝く声を見つけ出すシンプルなメソッド。話すときの一音一音、考えるときの一音一音、正しい音で言葉を使うと自然と毎日が整っていく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ozapin
3
人間は有音の音だけでなく無音の音も発しているというのが初めて聞く概念で面白かった。著者が 公園で発声練習をしていると人間から両方の音が出てて、それが、それに木などの自然が共鳴し別の音が聞こえてくるという話も面白い。映像全盛時代だが、やっぱり音もとても大事であることを改めて思い出せた本だった。2018/01/13
ワタナベ読書愛
0
著者は自身の声の問題を克服し、アーティストや独自の声の調整法を教える仕事などをして活動中。 声や発音、話し方、歌などに関する長年の疑問が全部解決した。幼少期に声や話し方を否定されたり、音痴と学校の先生に言われたりするとすぐに「無音の音」は引っ込む。相手にわかってもらえない、コミュニケーションできない、本来の自分らしさではないようにふるまうことを求められる…などして、現代人の多くは持っている輝きを失っていく。 自己肯定したい人、声にコンプレックスのある人にぜひ読んでもらいたい一冊。手話にも無音の音がある!2020/06/01
たこ焼き
0
声には人が聞こえる有音のものと、みえないエネルギー、無意識に知覚する無音のものがある。有音を意識でコントロールできても、心の底にある無意識からくる無音の音はコントロールできず、相手にその無意識は伝わってしまう。無意識をコントロールできないので、あえて好きなもの、好きな人を思い浮かべながら話をすれば、自然に無音の音をよくすることができる。安心、満足、感謝の心が無音の表現にプラスに働く。なので大地からエネルギーを得ているというイメージで話をすれば、ポジティブな声表現ができる。汚れた気持ちだと声も汚れるので、2019/09/19