内容説明
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長足の進歩を遂げる情報工学分野において、これまでの研究をベースに、新しく独創的な技術を提案する人材が強く望まれる。そこで本書では4つの分野における応用的な各論を掲載。最先端の情報工学技術を学ぶことで、読者が新しい技術を開発するきっかけをつかめる書籍となることを目指した。第I部「ソーシャルデザイン」では、社会工学的観点から社会のさまざまなシステムを見直して新たにデザインするための各論を、第II部「データサイエンス」ではデータ処理法を金融工学や医療統計学に応用する各論を、第III部「ソフトウェア・通信ネットワーク」では、高度情報化社会の最先端システムに必要不可欠な通信ネットワーク技術に関する各論を、第IV部「インテリジェントシステム」では、人間の知的特性を把握し、人や社会にやさしくて安心・安全なシステム設計を行うための各論を述べた。
目次
第I部 ソーシャルデザイン
1.情報通信ネットワーク
2.eラーニング/eテスティング
3.映像メディア処理
4.法と倫理からみた情報の価値と保護
第II部 データサイエンス
5.確率現象の解析と設計
6.モンテカルロ法とデータサイエンス
7.医療を発展させる統計学
8.医療研究のデザインと解析の考え方と最近の動向
第III部 ソフトウェア・通信ネットワーク
9.ソフトウェア工学
10.信号処理とは
11.ICTを支えるディジタル通信技術
12.情報理論と符号化の基礎
第IV部 インテリジェントシステム
13.脳情報を読み取るための数理
14.人工知能
15.最適化とアルゴリズム
16.多目的設計探査