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内容説明
移植臓器は、腎臓・心臓・肺・肝臓・膵臓・小腸etc.
治らぬ病を抱え、臓器移植の道を探る患者は多い。しかし移植用臓器は世界的に不足し、殊に日本ではまったく足りない。
例えば腎臓は国内で希望しても15年待ち。その間に多くの患者が死に至る。
いきおい患者は海外渡航移植の斡旋業者に接触。が、それは世界中ほぼ全面的禁止の臓器売買である確率がきわめて高い。手術は衛生状態さえ保証されず杜撰で、結果は一か八か。
貧しい国々の臓器を求め彷徨う患者と、数千万円を要求する業者。背後には国際組織。
そんな中、逮捕された業者・菊池仁達は悪魔の手先か、それとも患者たちの英雄か――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
つかず8
5
オーディブル。最近ノンフィクションも自分の中でプチブーム。これも当たり本だった。著者は1950年生まれのノンフィクション作家。内容的に少し著者視点が強いかもと感じる。臓器移植は2008年のイスタンブール宣言で臓器売買の抑制の為に、国内で完結させようという宣言。この宣言を基本として、日本を含めてグローバルで臓器売買は禁止されている。しかし、昨今の臓器移植待機期間は増加の一途をたどり、平均待機期間が平均余命をとうに超えている。この様な状況で多くの日本の中流階級以上は海外での移植ツーリヅムを試みる。2026/01/13
ここあ
1
Audible2025/09/24
su-to
1
日本でもこんな闇深いことが行なわれていたことに驚愕…。2025/04/06
完敗
0
読売新聞社会部取材班『ルポ 海外「臓器売買」の闇』と同時並行で読んだ。本書にも件のNPOが登場する。著者は新聞社の人間ではないので、より主観を交えて登場人物について語っている。内容はどちらも似ているが、副題を見れば分かるように、より糾弾姿勢を強めているようである。2025/10/23
福ノ杜きつね
0
日本で腎臓移植を希望すると、15年も待たされる。透析で凌ごうとしても、移植を待つ間に死亡する確率が高い。そんな時、金を積めば海外で数ヶ月以内に移植が受けられます、と囁かれたら、その道を選んでしまうのも心情的には理解できる。だが、その臓器が「移植のために」殺された人間のものだったとしたら? 移植そのものが、暴利を貪る人間が仕組んだものだったとしたら? 人命を救うことは確かに尊い。しかし、背後で法外なカネが動き、弱者の命を奪うことが真の目的と化しているならば、それは「暴虐」と呼ぶべきではないだろうか。2025/07/25
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- 暴君パパに殺されかけたけどハッピーエン…




