幻冬舎新書<br> 臓器ブローカー すがる患者をむさぼり喰う業者たち

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幻冬舎新書
臓器ブローカー すがる患者をむさぼり喰う業者たち

  • 著者名:高橋幸春【著】
  • 価格 ¥1,045(本体¥950)
  • 幻冬舎(2025/03発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 270pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344987623

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内容説明

移植臓器は、腎臓・心臓・肺・肝臓・膵臓・小腸etc.


治らぬ病を抱え、臓器移植の道を探る患者は多い。しかし移植用臓器は世界的に不足し、殊に日本ではまったく足りない。
例えば腎臓は国内で希望しても15年待ち。その間に多くの患者が死に至る。
いきおい患者は海外渡航移植の斡旋業者に接触。が、それは世界中ほぼ全面的禁止の臓器売買である確率がきわめて高い。手術は衛生状態さえ保証されず杜撰で、結果は一か八か。
貧しい国々の臓器を求め彷徨う患者と、数千万円を要求する業者。背後には国際組織。
そんな中、逮捕された業者・菊池仁達は悪魔の手先か、それとも患者たちの英雄か――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

su-to

1
日本でもこんな闇深いことが行なわれていたことに驚愕…。2025/04/06

福ノ杜きつね

0
日本で腎臓移植を希望すると、15年も待たされる。透析で凌ごうとしても、移植を待つ間に死亡する確率が高い。そんな時、金を積めば海外で数ヶ月以内に移植が受けられます、と囁かれたら、その道を選んでしまうのも心情的には理解できる。だが、その臓器が「移植のために」殺された人間のものだったとしたら?  移植そのものが、暴利を貪る人間が仕組んだものだったとしたら? 人命を救うことは確かに尊い。しかし、背後で法外なカネが動き、弱者の命を奪うことが真の目的と化しているならば、それは「暴虐」と呼ぶべきではないだろうか。2025/07/25

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