- ホーム
- > 電子書籍
- > 絵本・児童書・YA・学習
内容説明
日本に生息する野鳥を生息している環境別に描いたシリーズのうちの1冊。すずめやひよどり、つばめやめじろなど、庭や公園で観察できる野鳥20種を絵で紹介しています。季節で羽色が違うものはなるべく図示し、鳥の生活も文よりは絵で表すようにするなど、知識の本としてよりも絵を見て楽しめるように作られています。また簡単な解説がついていますので、庭や公園にくる鳥たちに興味を持って接することができるようになります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
seraphim
25
とにかく、藪内さんの描く鳥たちが美しい。絵を眺めているだけでも楽しいけれど、鳥の特徴、習性、分布と渡りも載っていて、図鑑にもなる。ツバメの巣作りのやり方、ヒヨドリの飛び方など、絵で紹介されているものもあり、わかりやすい。藪内さんの描く絵で、以前から気になっていた鳥が、ジョウビタキだということがわかったのが、嬉しかった。ハシブトカラスとハシボソカラスの見分け方も、バッチリ理解できた。普段よく見かける、身近な鳥たちをもっと観察してみたくなった。2015/07/13
宇宙猫
17
★★★ 絵は分かり易いけど、たまに来る鳥たちは載ってなかったな。2023/12/04
こどもふみちゃん
10
1年生の国語の教科書に、とりの嘴のお話が載ってたので、とり関連の絵本という事で借りてみました。鳥の鳴き声が分かりやすく書かれていて楽しく読めました。鶯が、季節によって泣き方が違うのは意外でした。ストーリー性はありません。各鳥の説明文のみです。シリーズあり。2013/06/17
遠い日
7
近頃、うちの駐車場のまわりの灌木の間から、いやにしょっちゅう小さなスズメが出てくる。飛ばずに、ちょんちょんと跳ねて歩くようすがかわいらしい。ネコジャラシやヒエのなかまのような雑草がたくさん実を付けているのを、ついばんでいる。前に本書の感想を書いたときは図書館で借りたのだったが、子ども(大人)の本棚に残っていたのを、持ってきてくれた。スズメのことを思っていた時だったので、この表紙に満足して、再々会。いつでもどこでも見られそうな鳥の筆頭がスズメのような気がするけれど、昨今はそうでもない。2013/08/04
遠い日
6
もう古い古い本になってしまいました。それとも、当初からあまり誰でもが読む本じゃなかったのかな。読書メーターも表紙絵がないままだ。薮内正幸さんの絵で描かれた庭や公園で見かける鳥たち。とっても好きで、わたしたちも子どもたちも好んで読んだ。少しだけ見分けられるようになると、嬉しかった。端正な絵はやっぱりすてき。2013/02/22