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内容説明
小2のイェニーは,読書が大好きで大声を出すのがきらい.教室でもサメのように,静かにひとりですごしたいのに,先生もみんなもわかってくれません.ある日,水族館〈海の世界〉に迷い込んだイェニーはサメと出会い,悩みを相談しますが…….子どもの想像力や感性をユニークに描いた,ニルス・ホルゲション賞受賞作.
目次
サメのイェニー
訳者あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
shoko.m
2
小学2年生のイェニーはサメが大好き。本を読むことが好きで、先生のする質問の答えも知っているけれど、大きな声で答えるのはきらい。先生はイェニーにはきはきと話してみんなとなかよくしてもらおうとしてくるけれど、そうはしたくない。自分はサメだと思うイェニーが、自分のことをわかってもらうためにさてどうするのか。日本でもはきはきと大きい声で答えることを学校では求められるけど、スウェーデンでもそうなんだ。この物語を読んで、安心する子がいるといいな。もちろんいろんな子がいていいのだから。2025/07/25
gero
1
はきはきと、げんきよく、てをあげて、そとであそんで、ともだちとなかよく。先生もママもイェニーに対し、みんなみたいにタコになるように言ってきます。イェニーはサメなのでそんなことをする必要がないのですが説明が大変でなかなか分かってもらえません。中脇初枝の傑作「あかいくま」は小学校入学を機に自分がにんげんかあかいくまか分からなくなった女の子がぐらぐらするというスリリングな話で、結論は「私は場面に応じて好きな方を選べる」というものでした。その子が進級して社会とぶつかったらという話にも読めます。→2025/06/24
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