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内容説明
小2のイェニーは,読書が大好きで大声を出すのがきらい.教室でもサメのように,静かにひとりですごしたいのに,先生もみんなもわかってくれません.ある日,水族館〈海の世界〉に迷い込んだイェニーはサメと出会い,悩みを相談しますが…….子どもの想像力や感性をユニークに描いた,ニルス・ホルゲション賞受賞作.
目次
サメのイェニー
訳者あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
シナモン
85
子どもはいつも元気で友達もたくさんいるのがいい…とは限らないよね。静かにひとりでいることが好きな子だってもちろんいる。みんな、そのままの自分でいいんだよ。 2026/06/01
☆よいこ
83
分類949。児童書▽小2のイェニーはサメのように怒っている。ひとりでいるのが好きで、本を読んでいるのが好きで、大きな声でを出すのも手を挙げるのも嫌いなイェニーは学校が嫌い。うるさい同級生はタコみたいだし、先生は「大きな声をだして」とうるさい。大きな声を出さなくてもイェニーはサメのように周りをよく観察して注意深く行動できるし、心の中ではとても雄弁だった。ある日イェニーは本物のサメに出会う▽緘黙症とも違うこだわり強い系。三者面談で先生に意見を伝えるために、イェニーが考え出した方法がよかった。2024年発行2026/05/07
しずくちゃん
8
声が小さくて1人でいるのが好きな小学校二年生のスウェーデンの女の子イェニー。自分の気持ちを曲げて友だちとしたくない遊びをしない。親や先生から見ると正直心配になるだろう。でもイェニーは1人で深く考え、周りをしっかり観察できるんです。子どもの気持ちに寄り添える大人であるのって難しい。自分の子育てにも反省点いっぱいです。松岡亨子さん訳の「子どもが独りでいる時間」を思い出しました。2025/12/22
きなこ
6
クラスで手を挙げたり発言したりすることが好きではないイエニー。孤独を好み、誰からも恐れられるサメを自分に重ねている。周りをよく見てたくさんのことを考えている彼女の一人称で描かれた物語。 ありのままの自分を矯正するのではなく、認めてほしい、そんな気持ちがうまく書かれてると思う。最後に他の子どもの個性にも気づいていけるのも素敵。 訳者あとがきに、大人しい子どもがポジティブに描かれている本がもっと必要、子どもが自分のことが書かれていると思えることが大事、とあったが、まさにそんな本だと思った。 【中学年】52025/12/03
shoko.m
6
小学2年生のイェニーはサメが大好き。本を読むことが好きで、先生のする質問の答えも知っているけれど、大きな声で答えるのはきらい。先生はイェニーにはきはきと話してみんなとなかよくしてもらおうとしてくるけれど、そうはしたくない。自分はサメだと思うイェニーが、自分のことをわかってもらうためにさてどうするのか。日本でもはきはきと大きい声で答えることを学校では求められるけど、スウェーデンでもそうなんだ。この物語を読んで、安心する子がいるといいな。もちろんいろんな子がいていいのだから。2025/07/25




