中公文庫 もぐら伝 ～狼～

著者名：矢月秀作【著】

中央公論新社（2025/03発売）

• ISBN：9784122076358

内容説明

「ねえ、リュカントロプル（狼男）って聞いたことある？」
楢山と紗由美の結婚を見届けた後に旅に出た竜星が、行方不明となっていた。
刑事研修で警視庁に出向中の真昌は、指導員となった益尾とともに、竜星の消息を追う。
一方、裏社会ではある噂が流れていた。
ワーキングホリデーを名目に売春を斡旋する違法会社が、次々と「狼男」によって壊滅に追い込まれているという。
その姿を見た者は、再起不能の重傷を負うか、精神に異常を来してしまう、と――。
竜星が行方をくらました目的とは？
そして「狼男」の正体とは？

誰よりも強く、優しいスーパーヒーロー・竜星の活躍を描く
「もぐら新章」第二部、ここに開幕！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[み]

さくさくと♪竜星さんより、真昌さんや巌さんの方が、真っ当な感じ。次作では、カッケー竜星さんに逢いたいもんです。

2025/05/06

[パカゲニー]

矢月秀作さんの２０２5年作品。竜星の活躍を描く新章の2部。相変わらずさして深刻にもならずに痛快アクションを読み終える。 内容的にはドロドロしたものを含むも勧善懲悪にスッキリしました。

2025/04/07

[おしょも]

また「もぐら」を最初から読み返してみようかな。

2025/06/21

[万論]

えっ？なにがあったの？読んで無い話あったかな？話としては息もつかせない程って感じで瞬読。まだ先を読まないとわからない事だらけ。

2025/07/03

[akipon]

まだまだ本来のもぐらのアクション・スリルではないけれど、これからの竜星の活躍が期待できる展開であった。

2025/06/28