内容説明
「日本人以上に日本を知り、愛した」と言われる小泉八雲。
ギリシヤで生まれ、アイルランド、イギリス、フランス、アメリカ、仏領マルティニークを経て来日。
横浜、松江、熊本、神戸、東京を巡り、54歳で没したその全生涯を、直弟子が綴る伝記の決定版。
来日後、結婚して家族を持ち、日本の文化の真髄にふれて『知られぬ日本の面影』『怪談』『心』など数々の著作を紡ぎ出した姿が浮かび上がる。
著者は小泉家の協力のもと、国内外の資料を蒐集して本書を完成させた。
坪内逍遙、西田幾多郎らの序文、八雲夫人・小泉節子(セツ)の追懐談「思い出の記」を収録。巻末に年譜と索引を付す。
〈解説〉池田雅之
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
17
ほとんど朝ドラに刺激されて読んだのですが、八雲の著作の多さにビックリ、日本びいきにウットリ、日本に来るまでの人生にドキドキしました。 収録されている小泉節子さんの「思い出の記」には感動しました。ヘルン愛に満ちあふれていました。2026/02/15
plum
3
名もなき庶民の心や魂p478を書き留めたヘルンさん。キリスト教からは距離をおき,ギリシャ文化,旧日本,そして神道に光を見出した。虫の声を聴き,蝉に埋もれ,猫を慈しむ。怪談はセツ夫人(紫の一本)との合作のごと。学生ときちんと向き合う描写,節子夫人の文章があるのも良い。2025/08/08
犬猫うさぎ
0
「私どもは無数の生命の合成物である。死んだ人々は死なないで私どものうちに生きている。心臓の一つ一つの鼓動のうちに、かすかに動いている」(29頁)2025/09/11
讀。
0
「ハーン」と書くあの中の棒が嫌いであったヘルンさん。 「結局は美しい習慣で、魂の中にしみ込んでいるから、止めさせる事はできません」優しいヘルンさん。 節子(セツ)さんがヘルンさんに怪談話をしてたんだー 「ランプの心を下げて怪談」2025/08/03
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