伝え上手になりたい

著者名：小川奈緒

扶桑社（2025/03発売）

• ISBN：9784594098414

内容説明

note、Voicy、インスタグラムで大人気のエッセイストが綴る 人間関係をスムーズにする、意見や気持ちの伝え方

「どうしたら自分の気持ちをきちんと相手に伝えられる？」
「断りたいけど、相手を傷つけてしまいそうで…」
「SNSでモヤモヤしています…」

仕事、子育て、夫婦、SNS…。
私たちは日々の暮らしのあらゆるシーンで、相手に自分の意見や気持ちを伝えています。
しかし、「自分は伝えるのが上手だ」と言える人はあまりいないのではないでしょうか。

数多くの暮らしにまつわる著作があり、note、Voicy、インスタグラムなどでも女性を中心に熱い支持を得ているエッセイストの著者が、これまでの半生を経て身につけてきた伝え方のコツを1冊にまとめました。
読めば、自分も相手も気持ちよく暮らすための処方箋になることでしょう。

誰かに深く伝わってほしいと思うとき、怖くても、大人の節度や思いやりを持ちながら、本音を語れる人でありたいと思います。（本文より）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[よしどん]

読む前に思っていた本と少し違った。人との口頭でのコミュニケーションをうまくする方法かと思っていたが、どちらかというと文章での伝え方が主体だった。その部分でそれほど困っているわけではないが、せっかくなので読み進めた。読み進めてみると、コミュニケーションに対する心の持ち様なども書かれていて参考になることがいくつかあった。

2025/09/20

[hana✻マインドサポーター✻]

作者がいかに気を遣いながらVoicyやnoteをやっているのか、よくわかった。その温度を続けられるのだから、すごいなぁ、と。それにしても、「本音で話す」って難しいな、と思った。イコール自己開示、というわけでもないだろうし。良くも悪くも言葉にはパワーがあるから、「本音を言っただけなのに、意図せず傷つけるような言葉のチョイス」はしないように気をつけたい。

2025/05/14

[hinotake0117]

Voicyを代表するパーソナリティのお1人。 そんな日々の発信を通じての意識を伝える。 気張った感じではなく、ちょっとした気遣いの積み重ねで自然とその力を発揮されていらっしゃる印象。 こういう切り口をきっかけに場数を経て身につける。そんな日々の発信を通じての意識を伝える。 気張った感じではなく、ちょっとした気遣いの積み重ねで自然とその力を発揮されていらっしゃる印象。 こういう切り口をきっかけに場数を経て身につける。

2025/05/01

[Go Extreme]

言葉は生もの 考え方や視点の持ち方が土台 心に届くのは生きた言葉 話したい聞きたいというエネルギーい 第一印象の重要性 緊張は敵ではない 失敗談はキラーコンテンツ 好きなことは反対側から見つける 波長の合う人と心地よい距離感で 傷つけずに本音を打ち明ける 家族にも適度な心理的距離 常に他者目線で 宣伝は感謝されるもの 心身の健やかさを最優先 意見の違いは対立ではなく多様性 冷静で論理的なメッセージは感謝される 近しい関係ほど意識的に心の距離を取る 感情的になった時点で舞台から降ろされる 心の距離感を操る

2025/04/21

[Bear]

メモ。 感情的になりかけたら「心の距離」を取る 大切なのは「本来の目的に立ち戻ってみる」こと。 すぐできるのは、その瞬間の感情から心の距離を取ること。状況に飲み込まれず、まるで幽体離脱のように、目の前の出来事から意識を引き離すこと。 そもそも物事には善悪も正誤もなく、事象の見え方は立ち位置によって変わります。 感情的ななりかけたら、その人との距離感をその時々で調節しながら近づいたり離れたりすることが大切なのだと思います。

2025/05/09