内容説明
ヨシタケさんがライフワークとして描きつづけるアイデアスケッチのなかから、近年の作品を選んだスケッチ集。「ヨイヨワネ」とは「良い弱音」という意味です。ネガティブな言葉とみなされがちな「弱音」を反転させ、にやりと笑えてちょっと元気が出る(かもしれない)スケッチ集をつくりました。人生はにがいけれど、救いだってあるんです。「あおむけ編」は、魂が疲れ気味のあなたを励ましてくれる一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
192
ヨシタケシンスケは、新作をコンスタントに読んでいる絵本作家です。ヨイヨワネ二部作、まずは「あおむけ編」です。 弱音を正当化するのに、こんなに頁数はいらない気がします。特に中間のモノクロ的な頁は不用では(笑) https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480439659/ 2025/03/21
breguet4194q
149
「魂が疲れ気味のあなたへ」とある。幾つかの弱音の中で、琴線に触れるものがあった。~かけていいタイプの迷惑としてもいいタイプの失敗がある~やさしいけれど強いわけではない~親の役割りとは、子どもに対して何があっても楽観的でいてあげること。~30分ほど失踪します~吐き出される弱音の裏側に自分の本音が存在します。2025/04/23
いつでも母さん
133
うつぶせ編に続いてこちら『あおむけ編』を読んだ。読み終わって、なんだか順番を間違えた感じがする。ヨシタケさんご本人が、これは実はすべて「良い弱音」なのです。本人がそう言ってんだから そうなのです。←これは反則(笑)いろんな悲鳴がありますね←せめて身近な人の悲鳴には気付ける自分でいたい。あせらなくても大丈夫。そして、あせることをやめられなくても、大丈夫。←だそうですよ~私。2025/04/14
馨
105
ヨシタケシンスケさんの弱音を集めた本。あおむけ編。先にうつぶせ編を読んだから、うつぶせの方が私の性に合う感じがしたけどこちらも良かったです。弱音を吐きながら、そのことを深掘りしていくと何か面白い。自分以外の人の弱音って仕事の時に吐かれたら鬱陶しさ極まりないのに、こういう本で読むと面白いのが不思議です。2025/04/13
TakaUP48
88
初めの120頁までぐらいは、なんだか読んでて辛くなる。でも、様々な場面や動きが描かれていて、観察力の凄さが伝わる。線を数本描くだけで伝えるのは凄い!「良い弱音」は、自分自身には正直、思い浮かばない。「頭の中にあるアイディアを人にわかるように表現するのは凄く難しい。どんな素晴らしい発明でも、頭の中にある以上は”昨日みた夢の話”と同じ。イメージを共有するための技術は、練習しないと上手くならない。練習すれば誰だって、ある程度は出来るようになる」。人間動作のスケッチのお手本のような本!2025/04/29
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