内容説明
虚偽の発信,誹謗中傷,妨害,買収――.今注目を集める公職選挙法は何を定めているのか.どうしたら違反なのか,SNSは使っていいのか?数々の選挙をくぐってきた実務経験者が,複雑怪奇なこの法律を通じて見えてくる日本の選挙と政治のリアルをわかりやすく解説.
目次
はじめに 公職選挙法と選挙の実態
第1章 公職選挙法は何のためにある?
第2章 公職選挙法が政治への「参入障壁」となっている
第3章 みんなが知っておきたい公職選挙法
第4章 地殻変動が起きた二〇二四年選挙
第5章 選挙違反捜査はこう進む
第6章 ネット選挙 岐路に立つ公職選挙法
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ichigomonogatari
6
選挙と政治の中で公職選挙法は実際にはどう作用しているかを明らかにし、これからのあり方を考察する本。公職選挙法は100年近くも前のテレビもインターネットもない時代に作られたもので、社会の変化においついていない。なにより強く感じたのは、解釈と運用におけるこの法律のわかりにくさだ。厳しい割には基準が曖昧で、前例も意味を持たず、ケースバイケースで捉え所がない。実際に選挙を戦った著者らも、違反になるかどうかやってみないと「わからない」と言う。SNS時代を踏まえ適切なルールを考えていく必要があることがよくわかる。2025/07/19
FFLJAPANter
3
参院選が近いので手を取りましたが、実際に立候補した方が書いてるのは結構面白い。ノウハウがない無所属候補って無茶苦茶大変ですねこれ……。ネット選挙が与えた影響の大きさも思っていた以上。立候補者が書いてるだけあって、ぼかさず直球で現実の事例を出してくれるので読みやすい。おすすめです。2025/07/16
kokekko
2
ニュースで「公職選挙法」というワードを聞くようになり、でも全然内容を知らないよな……と思って手に取った一冊。インターネットとSNSの時代に合わないままの法律であること、抜け道は長らく選挙で戦い続けてきた陣営がよく知っていることなどがわかったが、こうなるとどうやったら新しく入ってくる人たちに「勝ち目」が出てくるのかがわからなくなる。大なり小なり新しい風が吹き込まない集団は腐敗が進みやすい。納得感のある形での法改正ができればよいのだが……。2025/05/12
くろこちゅう
1
個人的には大変に期待外れ。公選法というタイトル、また帯の書きぶりからして、公選法の様々な規定をテーマに、実務面から読み解いていく書籍と期待したが、基本的には自身の体験や最近の時事ネタに基づき、公選法は難しいよ〜と感想を述べる程度でだいぶ浅かった。 とはいえ、初めて選挙に興味を持った方にとっては読みやすく、ネットの匿名記事で真偽すら怪しい情報で勉強するくらいなら、まずはこういう本を読むべきと思う。 最後ネット投票やるべきでは?というトーンだったのは、とても選挙の実態を知っている人とは思えず残念。2025/11/17
かやは
1
立候補することがあったら提灯をぜひ使おう(SNSでバズるとみた)。▽ただ、経験のない無所属新人に公選法は無理。おまけにネット選挙でしょ? 素人には無理すぎる。世襲議員の問題とあわせて秘書などのスタッフも"家業化"してく土壌になってるのがわかります。ノウハウの蓄積がないとだめだこれ。▽第5章「選挙法違反捜査はこう進む」がなかなか。▽やましいところが全くなくてもガサ入れを見越して関係書類を焼却しておくという常識があるそうだけど、あの陣営やその陣営などなどなどはこの常識がなさそうで投開票後がすごく楽し(文字数2025/07/18
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