内容説明
元「たま」のパーカッション、「たまのランニング」こと石川浩司の散歩エッセイ。『すごろく旅行のすすめ ニッポン桃源郷案内』『すごろく旅行日和 だれもしらない観光地を歩こう』に続く散歩エッセイ3冊目にして集大成。いつ終わるか分からないコロナ禍の中で、ライブで全国を飛び回っているバンドマンが綴る、人々がもう忘れかけているあの頃の日本の記録。「DANRO」の人気連載コラムをまとめた一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nobu23
6
たまのドラマーの石川氏による連載コラムをまとめたもの。 タイトルの通り、有名ではない地味な場所を敢えて選んで散歩し、感じたことや食べたものなどをつらつらと書いている。時期はコロナ禍だが、まったりのんびりした雰囲気を味わえる。2025/05/10
ガンジス川沐浴子
2
ご夫妻のモットーが「100年一緒に遊ぶ」ってすごくいいな。楽しく幸せに長生きしてほしい。2025/08/15
Go Extreme
2
廃屋発見のワクワク感 自分の飲んだドリンクの空き缶コレクター 夕暮れ時の川辺と新幹線の通過 突然現れた巨大なだいこん像 飛び出し坊やへの接触 物価が非常に安い町の驚き 空き缶コレクションの保管方法 化学繊維の台頭→蚕糸業衰退 団地の雨の中の散歩 昭和テイストの店内でのハヤシライス 高麗郷という渡来人の里 ゴミ捨て場から拾った太鼓で人生が変化 メメント・モリから死生観への変化 亡くなる直前のメール 刺身10円の店のユニークなシステム チンチン電車貸切ライブの経験 死を意識して有意義に楽しく日々を生きる決意2025/05/08